エイジハラスメントの意味とは?エイハラの被害者・加害者にならないためのコツ7選!

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「エイジハラスメント」とは、いったい何なのでしょうか。

昨今、職場環境が変化するにつれて、「ハラスメント」と呼ばれる嫌がらせ・いじめも増えています。今や「〇〇ハラスメント」という言葉は数多くありますが、中でも「エイジハラスメント」は誰しもが被害者にも加害者にもなりうるものです

そんなエイジハラスメントの被害者・加害者にならないようにするには、どのようにするべきなのでしょうか。

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エイジハラスメントって?その意味を解説

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エイジハラスメントとは

そもそも「エイジハラスメント」とは、どういう意味なのでしょうか。元々は、職場内での中高年社員に対する年齢による差別や嫌がらせのことを指しました。今ではその意味がもっと広がり、役職についていない中高年社員に対してばかりでなく、女性社員に対しての年齢差別も指しています。

また、介護施設などでの高齢者に対する嫌がらせやいじめも、エイジハラスメントとして扱われています。




エイジハラスメントの例

具体的には、年齢が高めの社員に「もう年ですね」とか「もう若くないんだから」と言うことや、若い女性社員に「若い女性がいると接待が上手くいく」といった理由で仕事をさせることが、エイハラに当たります。

若い社員に対して、「若いくせに」「若いんだから仕方ないよね」などと言うのもそうでしょう。

「じじい」「ばばあ」「この若造が」なんて言われれば、やはり嫌な気持ちがしますよね。役職についていない高齢の社員が、若い社員に無視される、言うことを聞いてくれない、といった事態がエイハラとして問題視されています。

また、よく聞く、あるいは、自分で言ってしまいそうなセリフですが、「これだからゆとり世代は」というのもエイジハラスメントに当たるでしょう。

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ドラマ「エイジハラスメント」とは?

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ドラマでも扱われていた

2015年の7月期に、「エイジハラスメント」というタイトルのドラマが放送されました。そのあらすじを大まかに説明すると、こんな感じです。

主人公の吉井英美里(武井咲)は、実家の事業失敗で生活が苦しく、自分の才能と高い志を活かそうと、帝都物産という総合商社に入社した。

だが、希望していた部署とは違う、総務部へと配属されてしまう。制服の着用義務があったり、まるで雑用係のような仕事をさせられたりしても、実家の借金返済のため、と与えられた仕事はきちんとこなしていた。

しかし、月500円のコーヒー代を出せないことや、同僚とのランチや会合を拒否していたことから、「和を乱す」存在として女性社員たちに目を付けられてしまう。

一方、男性社員たちには気に入られてしまう英美里。と言っても、会社案内の表紙やクライアントの接待など、英美里の若さと容姿を利用した仕事ばかり与えられる、というエイジハラスメントに苦しい思いをさせられていた。

そんな英美里の気持ちが先輩の女性社員たちに伝わることもなく、嫉妬による陰湿ないじめを受けることに……。




現実にも起こりうるかも

テレビドラマですから多少の脚色はされているのでしょうが、実際にも起こりそうなストーリーにも思えますよね。ということで、実際に起きている、若い女性に対するエイジハラスメントとはどのようなものがあるのか、見てみましょう。

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20~30代女性に対するエイジハラスメント

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若い女性に対する年齢差別

ある情報サイトの調査では、20~30代女性の5人に1人が職場での年齢的な差別や嫌がらせを経験している、とする結果が出ています。その調査によると、約20%の女性が「職場で年齢による差別を感じたことがある」と答えています。

具体的には、上司から「ゆとり世代は……」と批判をされたり、「そろそろ結婚しないの?」と不躾に尋ねられたり、また、年下の相手から「30歳にもなって、こんなこともできないんですか」なんて言われたりした経験があるそうです。

その他にも、「年齢を重ねるごとに(飲み会などの)お誘いが減少する」などの声も寄せられていました。




言われた・された方の気持ちは

こうした言動は、行った方にとっては何気ないことなのかもしれません。けれど、言われた・された方は良い気持ちはせず、傷ついてしまう場合が往々にしてあります。

こういったデリカシーに欠ける言動は、昔からなかったわけではないでしょうが、この頃は「ハラスメント」という言葉で定義され、大きな問題になることが増えています。

エイジハラスメントの対応・対策はどうする?

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相談できる人がいれば…

実際に、上記のようなエイジハラスメントを受けている場合、どういう対処や対策が有効なのでしょうか。

できることなら、上司や信頼できる同僚に間に入ってもらうことが得策です。とはいえ、そう上手くいかないことの方が多いでしょう。しかし、そのままハラスメントを我慢していても辛く苦しいばかりです。1人で抱えていても問題は解決しません

そんな時は、どういう対応をすればよいのか、対応の仕方を考えてみましょう。




エイジハラスメントの大きな原因

年齢に関することというのは、気軽に言ってしまいがちなことでもあるため、誰しもがエイハラの被害者にも加害者にもなり得ます

こうしたエイジハラスメントの大きな原因となるのが、世代間の意識のギャップやコミュニケーション不足です。

そのため、職場の全員がエイジハラスメントに対する理解を深めることが必要です。そうした上で、どのような行為がエイジハラスメントになるのか、不快に感じられるのかをみんなで理解しておくように努めましょう。

また、エイジハラスメントに悩んでいる人がいないか、早めに気付いてあげることも大切です。

エイハラ被害を受けた場合の対処法、4つのポイント

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されたこと・言われたことを記録しておく

エイジハラスメントの被害にあった場合、どんなことをされたのか、言われたのかを記録しておくべきでしょう。誰かに相談する場合、あるいは、万が一裁判沙汰になった場合、正確な記録は証拠として非情に有効になるからです。

できることなら、「誰から、いつ、どこで、何を、なぜ、どんなふうに」を記録しておくのです。実際にどんな感じだったのか事実関係を確認するためにも、メモ・日記・録音などの形で残しておくことが大切です。




周囲の人に相談する

ハラスメントを我慢をしていると、とても苦しいものです。また、そうしていても嫌がらせがなくなることはないどころか、さらに酷くなる場合もあります。

被害を受けた場合は1人で悩まずに、なるべく同僚や上司に相談するようにしてください。そうすることで、加害者も自分のしていることに気付き、被害が治まっていくかもしれません。

社内の相談窓口に相談する

また、社内の相談窓口を利用するという手もあります。被害の内容によっては、同僚にも相談しにくいこともあるかもしれません。社内の人事や労務関係に相談窓口があれば、まずそれを活用してみてはいかがでしょうか。

外部の機関に相談する

上記のような対応がどうしても取れない場合(社内で相談しても取り合ってくれない、会社には相談しづらい、相談すると立場が悪くなるなどの理由があるとき)は、以下に挙げるような外部の相談機関に相談すると良いでしょう。

「こころの耳(厚生労働省)」https://kokoro.mhlw.go.jp/

「総合労働相談コーナー(厚生労働省)」http://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html

「みんなの人権110番(法務省)」http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken20.html

「法テラス」http://www.houterasu.or.jp/

あえて開き直ってみるのも?

「いい歳をして」「もう若くないんだから」などと年齢に関する嫌味などを言われたときには、「そうなんですよ、もうおばさんですから」という風に開き直ってみるのも一つの手かもしれません。

相手の言った言葉を気にせず、敢えて肯定して受け止めてみるのです。そうすることで、却って嫌味などがなくなるかもしれません。

エイハラは、加害者の側はそう悪いことだとは考えずにやってくることがあります。あまりに酷い場合は別でしょうが、そうでもないようなら、そう深刻にならず、相手の投げたボールを上手く返すつもりで対処してみましょう。もちろん誰かに相談しながらで構いません。

アナタが加害者になるかも…!?エイハラを疑われる3つの行動と対処法

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年齢を気遣う発言でも…!?

自分よりも年長の方などに「もう年なんですから無理しないでください」と気遣ったつもりが、言われた方は不快に思う場合があります。悪気なく労ったつもりでも、年齢に関することは、場合によっては差別と受け取られることがあります。

こうした発言は、あからさまな嫌がらせの意志が籠もっていない限りは、受け取った側の被害妄想といえる場合もあるでしょう。しかしながら、年齢に関する発言は、慎重に慎重を重ねるべきなのかもしれませんね。




若者にも配慮を

若い女性社員に対しての、若さを理由に仕事を振る、当人の失敗を若さ故だと片付ける、といった行為は、エイハラになる可能性があります。

また、「〇歳にもなってこんなことも出来ないんですか」「接待には若い女性がいてくれると助かる」などと言って、真っ当な仕事を与えないという行動も、エイハラを疑われるかもしれません。

「若いくせに」とか「ゆとり世代だから」などといった発言も、エイハラを疑われる可能性があります。若さを理由に判断する発言や態度は、エイハラになりかねないので注意が必要です。

自分の言動を振り返ってみる

エイハラを疑われた際の対処法は、上記の被害者の場合と同様です。まずどこかに相談することです。(外部機関の相談先は前述の通りです)

エイハラを疑われる人の多くは、自分に非はないと思ってしまうでしょう。しかし、あなたにとっては大事ではなかったにしても、被害を受けた本人にとっては深刻なのです。機会を見て、しっかりと誠実に謝罪をしましょう。

たとえ自分は悪くないと思っていても、何らかの言動が相手を不快にさせてしまったのです。どうか逃げたりせず、しっかり謝ってみましょう

その後は、自分の何が悪かったのか、自分の言動をよく振り返ってみてください。自分ではわからないという場合は、勇気を出して職場の人に聞いてみるのも、ひとつの手です。

まとめ

エイジハラスメントを始め、仕事の場には様々なハラスメントの可能性が溢れています。何かと難しい部分も多いところではありますが、そういった問題に対する対応策も全くないわけではありません

もし自分が問題の渦中の人間になったとしても慌てずに、周囲に相談するなど、落ち着いて対処しましょう。

こうした問題は、起こってしまうと解決までには、ある程度の日数が掛かるものです。被害者になってしまったらまず、被害の様子などをよく記録することです。それが問題を整理し、解決の第一歩になります。

また、加害者になってしまった場合でも、まずは焦らずに自分の言動を振り返ってみましょう。

この記事が、エイジハラスメントで悩む方にとって参考になれば幸いです。

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