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【お酒の名前一覧】ベース別おすすめカクテル・サワーなど紹介。甘さ・強弱など解説

    皆さんはお酒を飲みますか? 人によって飲む量や好きなお酒の種類も様々ですよね。ビール党、日本酒、ウィスキー、焼酎……様々な種類のお酒があります。

    一緒に飲む相手や、飲んでいる場所によって飲むお酒も変わると思いますが、一般的にはカクテルやサワーを飲む女性が多いのではないでしょうか? そこで今回は、数あるカクテルの中で女性におすすめカクテルをご紹介したいと思います!

    カクテルは種類によってアルコールの強さや弱さは全く異なります。甘い物、さっぱりしたもの、口当たりも様々ですので、ぜひご参考にしてくださいね!

    おすすめカクテルをご紹介!

    カクテルを頼むときにはどうしたらいいの?

    カクテルの種類は無数にありますよね!せっかくオシャレなバーに連れて行ってもらっても、何を注文したらいいのか分からない!という人も多いかもしれません。

    勿論バーテンダーに相談しても良いと思いますが、大人の女性としては自分のその時の気分にあったカクテルをスマートに注文したいものですよね!

    カクテルは甘いもの、さっぱりしたもの、アルコールの強いもの・弱いものと、自分の好みによって選べるお酒です。季節に合わせたもの、飲んでいる場面、飲んでいる相手、自分の好みなどに合わせて選ぶことのできる定番カクテルをご紹介したいと思います!

    定番カクテルをご紹介!

    カクテルの味の決め手は、ベースになるお酒です。ラム・ウォッカ・ジン・ウィスキーなどベースになるお酒もたくさんの種類があります。

    まずはベースになるお酒の味をいくつか試してみて、自分好みのベースのお酒を知っておくと選びやすいですよ!この後ベースのお酒別にご紹介させていただきますので、ご参考にしてみてくださいね!

    【定番カクテル ウォッカベース】

    カクテルの名前  1.内容 2. 特徴 3. 強さ

    コスモポリタン

    1.ウォッカ、ホワイトキュラソー、クランベリージュース、ライムジュース

    2.クランベリージュースでピンクに色づいていますので、女性らしいカクテルです!度数は高めなので注意は必要ですが、デートなどでもオススメです!

    3. ★★★

    モスコミュール

    1.ウォッカ、ジンジャーエール、ライムジュース

    2.ライムジュースとジンジャーエールでさっぱりとした口当たりのカクテルです。

    3.★★

    スクリュードライバー

    1.ウォッカ、オレンジジュース

    2.オレンジジュースで割るので口当たりが良く飲みやすいのですが、ウォッカの量も多いので飲みすぎにはご注意くださいね!

    3.★★

    バラライカ

    1.ウォッカ、ホワイトキュラソー、レモンジュース

    2.レモンジュースですっきりさっぱりとしていますが、強いカクテルです!

    3.★★★

    【定番カクテル ジンベース】

    カクテルの名前 1.内容 2.特徴 3.強さ

    シンガポール・スリング

    1.ジン、レモンジュース、チェリーブランデー、砂糖、ソーダ

    2.シンガポール発祥のカクテルです。こちらも女性らしいカクテルで甘くて飲みやすいです。見た目も綺麗に飾られていることがあります。

    3.★★

    ジン・トニック

    1.ジン、トニックウォーター、ライム

    2.ジンベースの中の定番のカクテルです。すっきりとした口当たりなので、夏など暑い時期におすすめです!ジンジャーエールで割るとジン・バックというカクテルになります。

    3.★★

    マティーニ

    1.ジン、ドライベルモット、オリーブ

    2.有名なカクテルですね!注文したらかっこいいお酒ですが、強いお酒ですので上級者におすすめです!

    3.★★★

    【定番カクテル テキーラベース】

    カクテルの名前 1.内容  2.特徴 3.強さ

    テキーラ・サンライズ

    1.テキーラ、オレンジジュース、グレナデンシロップ

    2.オレンジジュースとシロップで朝日が昇る色をイメージしたカクテルです。 綺麗で飲み口も良いです。

    3.★★

    マルガリータ

    1.テキーラ、ホワイトキュラソー、ライムorレモンジュース、砂糖、塩

    2.こちらも有名なカクテルですね!ショートドリンクなので強めのお酒です。

    3.★★★

    フローズン・マルガリータ

    1.テキーラ、ホワイトキュラソー、ライムジュース、砂糖、塩

    2.マルガリータのフローズンタイプのドリンクです。涼しげで女性らしいお酒ですね!

    3.★★★

    【定番カクテル ラムベース】

    カクテルの名前 1.内容 2.特徴 3.強さ

    ピニャ・コラーダ

    1.ラム、パイナップルジュース、ココナッツミルク

    2.南国風の甘いカクテルです。飲みやすいので女性におすすめです!

    3.★★

    モヒート

    1.ラム、砂糖、ソーダ、ライム、ミント

    2.ラムベースの定番のお酒です!ミントとライムの香りがさわやかなカクテルです。

    3.★★

    フローズン・ダイキリ

    1.ラム、ホワイトキュラソー、レモンジュース、砂糖

    2.お店によっては旬のフルーツを入れたものもあります。イチオシはストロベリー・ダイキリです!

    3.美味しくて綺麗なお酒なのでデートにおすすめですが、アルコールは強めなので注意は必要です。

    ★★★

    ホット・ラム

    1.ラム、砂糖、バター、熱湯

    2.寒い冬にはオススメです!体が温まりますよ! こちらは友人や家族と飲みたいですね。

    3.★★★

    ※強さの表記(★弱め、★★やや強め、★★★強め)は個人的な評価です!アルコールへの耐性は人によって違いますので、気を付けてくださいね!

    また、ジュースやトニックウォーターなどで割るカクテルは、ベースになるお酒の量を減らしてもらうこともできますので、バーテンダーに相談してみてくださいね。

    同じレシピでも、バーテンダーによって作り方が異なりますし、色んなバーで自分の好みのカクテルを見つけてくださいね!

    おすすめサワーをご紹介!

    サワーとは?

    サワーとは、ジン・スピリタスなどの各種蒸留酒をジュースやソーダで割ったカクテルのひとつです。蒸留酒の量を調整すれば、度数の低いカクテルになりますので、アルコールに弱い人も頼みやすいお酒ですね。

    ですが、日本でサワーと聞いた印象は、焼酎をジュースかソーダで割った酎ハイのようなイメージがありますよね。居酒屋さんで頼むなら飲みやすくて良いお酒ですが、せっかくBarに行くのであれば、少し違ったカクテル(サワー)を頼んでみましょう。

    オススメカクテル(サワー)

    【定番カクテル(サワー)】

    カクテルの名前 1.内容 2.特徴

    カシスソーダ

    1.カシス、ソーダ

    2.カシスの甘酸っぱい香りで飲みやすいカクテルです。オレンジジュースやグレープフルーツジュースなどで割ることもできます。

    カンパリソーダ

    1.カンパリ、ソーダ

    2.少し苦みのあるカンパリをソーダで割ります。大人の味のカクテルですね。こちらもオレンジジュースやグレープフルーツジュースで割ることが出来ます!

    スプモーニ

    1.カンパリ、グレープフルーツジュース、ソーダ

    2.カンパリに、グレープフルーツジュースとソーダを加えた飲み物です。ディタソーダ ディタ、ソーダ ライチを原料としたディタをソーダで割った、甘いカクテルです。飲みやすいですね!

    キール・ロワイヤル

    1.スパークリングワイン、カシス

    2.お洒落で飲みやすいカクテルです!ワインだけでは飲みにくいという人も、カシスの甘味で飲みやすくなっています!見た目もとてもきれいですよ。

    スプリッツァー

    1.白ワイン、ソーダ

    2.ワインをソーダで割っているのでとてもさわやかです!甘くはないので、甘いカクテルが苦手な人にはおすすめです!

    蒸留酒をジュースかワインで割る、サワーはご家庭でも作りやすいカクテルです。カシスやカンパリ、ディタなどはスーパーにも売っていますので、家で作ってみて自分の好みを見つけるのも良いですね!

    お酒の名前とその由来を一挙紹介!

    コスモポリタン

    「コスモポリタン」は「民族や国籍にこだわらない世界主義者」や「国際人」という意味を持つ言葉です。

    カクテルとしての名前の由来についてははっきりとした記録が残っていませんが、コスモポリタンはグローバル化や女性の社会進出が顕著になり始めた1980年代に生まれたカクテルだといわれています。

    コスモポリタンはクランベリージュースの赤みのある色合いが美しく、フルーティーですっきりとした飲み口でありながら、大人の女性にぴったりなアルコール度数が強めのカクテル。

    世界のグローバル化が進み、人種や性別の垣根なく自分で稼いだお金でお酒を飲むことができるようになり始めたと思われるその当時、まさに時代を象徴するようなカクテルだったのでしょう。

    日本ではアメリカのTVドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で、サラ・ジェシカ・パーカーが演じる主人公がいつもオーダーしていたカクテルとしても有名です。そのイメージからも、古い慣習や固定観念にとらわれない先進的な女性に似合うカクテルといえます。

    モスコミュール

    モスコミュールはハリウッドのサンセット大通りに面した、「コックンプル」というレストランで生み出されたカクテル。ウォッカベースのカクテルの中でも特に有名で、辛口のすっきりとした味わいが特徴です。

    モスコミュールは英語では「Moscow Mule」とつづります。「Moscow」はロシアの首都である「モスクワ」、「Mule」は馬の仲間の「ラバ」という意味で、「Moscow Mule」を日本語に直訳すれば「モスクワのラバ」という意味になります。

    ベースとなるウォッカがロシアのお酒なのでモスクワという名前がつくのはわかりますが、そこになぜラバ?と思う方もいるかもしれません。

    飲んだ時にガツンと来るようなアルコール度数の高いお酒を「キックが強い」と表現することがあります。つまりモスコミュールは「ラバのキック(蹴り)のようにガツンと来る強いカクテル」という意味で、この名前を付けられたのです。

    そんなインパクトのある名前が付けられていますが、モスコミュールは女性でも飲みやすく、辛口なので食事にも合わせやすいカクテルです。

    どんなお酒にも言えることですが一気に飲めばもちろん悪酔いしてしまうかもしれませんから、ゆっくり会話や食事を楽しみながら味わってみてくださいね。

    スクリュードライバー

    「スクリュードライバー」は元々はネジを回す工具(ドライバー)のことです。このカクテルはイランの油田採掘場で働いていたアメリカ人労働者たちが、工具であるネジ回しをマドラー代わりに使ってこのカクテルを作ったことからスクリュードライバーという名前が付けられました。

    ウォッカ自体は無味無臭に近いお酒なので酸味のあるフルーツジュースと相性がよく、ウォッカとオレンジジュースが材料となるスクリュードライバーも口当たりのいい飲みやすいカクテルですが、アルコール度数はそこそこ高いのでぐいぐい飲むといつの間にか酔っ払ってしまいます。

    飲みやすく酔いやすいカクテルであることから、男性が女性を酔わせたい時に適した「レディーキラー」の異名を持つカクテルでもあります。男性がお酒の席でスクリュードライバーをすすめてきた時には、くれぐれも気を付けてくださいね!

    バラライカ

    「バラライカ」は元々はロシアの民族楽器のこと。カクテルのバラライカはロシアを代表するお酒ウォッカをベースにした、ロシアをイメージして作られたカクテルです。

    楽器の「バラライカ」は三角形の共鳴胴が特徴的な、まるでマティーニグラスのようなシルエットの弦楽器なので、ウォッカベースでマティーニグラスを使用するこのカクテルにその名が付けられたといわれています。

    バラライカはサイドカーというカクテルのベースをブランデーからウォッカに変えて作られたカクテルで、クセのないウォッカベースのカクテルならではの、すっきりしていてパンチの効いた味わいが特徴です。

    バラライカのベースをジンに変えればホワイト・レディ、ラムに変えればX・Y・Z、テキーラならマルガリータというカクテルになります。

    シンガポール・スリング

    シンガポール・スリングはシンガポールの最高級ホテル「ラッフルズ・ホテル」で考案された、トロピカルカクテルの傑作とも評されるカクテルです。「スリング」はドイツ語で「飲み込む」という意味の「Schlingen」が由来だといわれています。

    ちなみに1960年代までは、「ストレーツ・スリング」という名前で呼ばれてました。「ストレーツ」とは海峡を意味する言葉です。

    シンガポールの世界一ともいわれる美しい夕焼けを表現したこのカクテル。夕日を思わせるチェリーや、トロピカルな雰囲気を盛り上げるパインなどで飾られて提供されることも多いです。

    シンガポール・スリングが生み出された1915年当時は、女性が公でお酒を飲むことが良しとされない時代でした。そこで女性でも気兼ねなくお酒を飲むことができるようにと、まるでフルーツジュースのような見た目のこのカクテルが考え出されました。

    シンガポール・スリングは、一流ホテルのおもてなしの心が反映された、喉だけでなく心も潤してくれるカクテルなのです。

    マティーニ

    世界的に有名なカクテルであるマティーニには、名前の由来が諸説あります。

    ニューヨークのニッカポッカー・ホテルで働いていたバーテンダーのマルティーニが考案したことから、マティーニという名前が付けられたというもの。

    またはマティーニの材料であるベルモット(ハーブなどで香りが付けられた白ワイン)を作っていたマルティーニ・エ・ロッシ社というイタリアの企業が、自社製品を宣伝するために考案されたカクテルだという説もあります。

    カクテルの王様と称されるマティーニは数々の偉人に愛されてきた歴史があり、多くの文学作品や映画作品にもその名が登場します。

    有名なので1度は飲んでみたいと考えている方もいると思いますが、クセのあるお酒同士を合わせた通好みなカクテルなので、カクテルに慣れていない人にはハードルが高い味わいかもしれません。

    マルガリータ

    マルガリータというカクテルの名前の由来には、ロマンチックで悲しいエピソードが隠されています。

    マルガリータはアメリカ・ロサンゼルスにあるレストラン「テール・オ・コック」のジャン・デュレッサーというバーテンダーが考案し、カクテルの本場アメリカで1949年に開催されたUSAナショナル・カクテル・コンテストで見事3位の座を得たカクテルです。

    マルガリータという名前は、デュレッサー氏のかつての恋人の名前にちなんでつけられました。彼女とデュレッサー氏が2人で狩りに出かけた時に、彼女が不幸にも流れ弾に当たるという悲劇が起こり、亡き彼女のことを思って作ったカクテルだといわれています。

    ピニャ・コラーダ

    ピニャ・コラーダはスペイン語で「裏ごししたパイナップル」という意味で、1963年プエルトリコのサンファン市にあった「バラキーナ・バー」のバーテンダーであるラモン・ポルタス・ミンガが創作したカクテルという説が有力です。

    しかしピニャ・コラーダを有名にしたのは同じサンファン市にある「カリブ・ヒルトン・ホテル」のラモン・マローレ・ペレスで、彼がレシピを創作したという説もあります。

    創作者が誰であるかは議論が分かれるところですが、ピニャ・コラーダが「カリブ・ヒルトン・ホテル」から世界に羽ばたいていったという事実は間違いないようです。

    ピニャ・コラーダにはお酒臭さがほとんどなく、強いお酒が苦手な人でも飲みやすいカクテルです。パイナップルとココナッツミルクが織りなすトロピカルな味わいと色合いが、夏のビーチやプールサイドにぴったりな1杯です。

    モヒート

    真夏の飲み会の1杯目はビールよりもモヒート!という人もいるほど、日本でも熱い人気を集めるモヒートというカクテルは、スペイン語で「Mojito」とつづります。

    その名はブードゥー教で「魔力」を意味する「MOJO」という言葉を由来とする説や、スペインからカリブ諸島に伝わったソース「mojo(モホ)」を由来とする説、スペイン語で濡らすという意味の「mojar(モハール)」を由来とする説など、複数の説があります。

    メジャーなカクテルには花言葉のようにカクテル言葉というものがあるのですが、モヒートのカクテル言葉は「心の渇きを癒して」。ミントとライムの鼻を抜ける香りと弾ける炭酸が爽快で、夏の夜の渇きを潤すために打ってつけのカクテルです。

    ダイキリ

    ラムベースのカクテルの中でも代表的な地位にあるダイキリは、キューバのダイキリ鉱山で働いていたアメリカ人のジェニングス・コックス氏によって名付けられたカクテルです。

    鉱山で働く人々がキューバの特産品であるラムにライムを絞り、砂糖を混ぜて飲んでいたのがダイキリの原型だといわれています。

    ダイキリをクラッシュドアイスと一緒にミキサーにかけてシャーベット状にするとフローズン・ダイキリになりますが、甘味を出すために砂糖をたくさん入れるのでホワイトキュラソーで味を引き締めます。

    フローズン・ダイキリは作家ヘミングウェイが愛したカクテルとしてもよく知られています。

    フローズン・ダイキリはフローズン系カクテルの先駆けといわれ、イチゴの実を使うフローズン・ストロベリー・ダイキリやバナナを使うフローズン・バナナ・ダイキリなど、様々なバリエーションが存在します。

    スプモーニ

    スプモーニはイタリア生まれのカクテルで、その名はイタリア語で「泡立てる」を意味する「Spumare」に由来します。とはいってもスプモーニはホイッパーなどで泡立てて作るわけではなく、トニックウォーターの炭酸の泡のことを示しています。

    赤味のあるオレンジ色が美しく、さわやかな飲み口で女性に人気のあるカクテルです。

    炭酸とグレープフルーツの酸味が食欲を増進してくれるので食前酒としてもおすすめですし、カンパリとグレープフルーツ(またはグレープフルーツジュース)、トニックウォーターがあれば自宅でも簡単に作ることができます。

    キール

    カシスリキュールと白ワインを合わせて作るキールは、フランスのブルゴーニュ地方にあるディジョン市の市長フェリックス・キール氏が、地元の特産品を販売促進するために考案したカクテルです。

    ブルゴーニュ地方で作られる酸味が強く辛口の白ワイン「アリゴテ」と、甘味が強い「クレーム・ド・カシス」をミックスしたカクテルを作りだし、公式歓迎会では必ずこのカクテルを食前酒として出したことから、市長の名前にちなんでキールと名付けられました。

    キール・ロワイヤルはオーストリアのウィーンでキールを元に考え出されたカクテルで、白ワインの代わりにシャンパンを使います。キール・ロワイヤルには「王のキール」という意味があります。

    スプリッツァー

    スプリッツァーはオーストリアのザルツブルク生まれのカクテルです。スプリッツァーを英語で表記すると「Spritzer」となりますが、これはドイツ語ではじけるという意味を持つ「Spritzen(シュプリッツェン)」という言葉に由来します。

    白ワインにソーダを加えて作るスプリッツァーは、白ワインの中で炭酸の泡がはじけて見た目も飲み口もさわやかで、アルコール度数もカクテルの中では低い部類に入るので、家飲みにもぴったりのカクテルです。

    X・Y・Z(エックス・ワイ・ズィー)

    X・Y・Zの正確な名前の由来は不明ですが、「これ以上のものが作れない究極のカクテル」という意味をこめてアルファベットの最後の3文字を名付けたという説が有名です。

    または「もう後がない」という意味がこめられているという説や、「今夜はこの1杯で終わり」という意味で寝酒に適したカクテルを表す意味だという説もあります。

    X・Y・Zはホワイトラム、コアントロー、レモンジュースを使ったさっぱりとした味わいですが、アルコールは強めです。

    ベースをブランデーに変えれば後述のサイド・カー、ウォッカに変えれば前述のバラライカになり、コアントローを減らしその分グレナデンシロップを加えれば、ビューティフルというカクテルになります。

    キューバ・リバー

    キューバ・リバーはキューバ独立戦争の時期に生まれたカクテルです。キューバ・リブレとも呼ばれ、その名は「キューバの自由」を意味しています。

    キューバは長い間スペインの属国でしたが、19世紀末に第二次キューバ独立戦争を起こし、その後まもなく起こった米西戦争でアメリカが勝利したことにより、スペインからの独立を果たすことができたのです。

    その当時、自由を求めて奮闘する民衆の合言葉が「Viva Cuba Libre!」(自由なるキューバ万歳!)でした。

    アメリカの力によって独立を果たせたことで、キューバはアメリカに対して友好的な感情を持っていました。そんなキューバ人がキューバの特産品であるラム酒と、アメリカの特産品であるコーラを合わせて作ったカクテルがキューバ・リバーなのです。

    ソルティ・ドッグ

    グラスの縁に食塩を付けたスノースタイルカクテルの中でも、ソルティドッグは特に有名です。ウォッカにグレープフルーツを加えたさっぱりとした味わいと、スノースタイルで添えられた食塩が絶妙にマッチします。

    「ソルティ・ドッグ」はイギリスのスラングで「甲板員」を意味します。船乗りの中でも肉体労働が多い甲板員が、汗や塩にまみれて働く様子にちなんだ名前です。

    ほどよく塩分が効いているので、汗を多くかく暑い夏に特に美味しく飲めるカクテルです。

    サイド・カー

    サイド・カーはブランデーベースの華やかな香りとさっぱりとした飲み口が特徴で、アルコール度数は強いですが女性でも飲みやすいカクテルです。バラライカやX・Y・Zなどのショートスタイルカクテルの基本となるカクテルでもあります。

    誕生の由来は諸説あり、アルコールの強さの割に飲みやすいことから、サイドカーに乗った女性の事故時の死亡率が高いことをかけて「女殺し」の意味で名付けられたという説が有名です。

    他にもサイドカーに乗って退却する将校がレモンをかじりながらブランデーを飲み恐怖を紛らわした故事に由来するという説や、いつもサイドカーに乗って来店する常連客のために作られたカクテルという説もあります。

    ちなみにサイド・カーのカクテル言葉は「いつもふたりで」。結婚を誓い合うカップルにぴったりな、ロマンチックなカクテルでもあるのです。

    ブルー・ムーン

    ブルー・ムーンはパルフェ・タムールという紫色のリキュールを使う、薄紫色が美しいジンベースのカクテルです。

    パルフェ・タムールは柑橘系フルーツをベースにしてニオイスミレやバラ、バニラやアーモンドで香りづけされたリキュールで、その華やかで芳しい香りが貴族の間で媚薬効果があるともてはやされ、完璧な愛という意味のパルフェ・タムールと名付けられたといいます。

    ブルー・ムーンは生まれ年も作者も不明なミステリアスなカクテルです。ただカクテルグラスを真上から見てみると、まさに青い満月を思い起こさせるような涼やかで美しい色合いに心を奪われます。

    自然現象としてのブルームーンは数年に1度しか起こらない、1ヶ月の内に満月が2度現れ、その時の月が青く見えるという現象です。とても珍しい現象であることから、ブルームーンはあり得ないことの象徴でもあります。

    そのためカクテルのブルー・ムーンには、相反する2つの意味が込められています。1つはパルフェタムールにちなんだ「滅多に遭遇できない幸福な瞬間」、そして自然現象のブルームーンにちなんで「叶わぬ恋」という、真逆の意味を合わせ持つカクテルなのです。

    ブラッディ・メアリー

    ブラッディ・メアリーはウォッカをトマトジュースで割るカクテルで、セロリを挿したり塩コショウやウスターソース、タバスコを加えたりするなど、アレンジがしやすいカクテルです。

    そんなカジュアルに楽しめるカクテルですが、名前を直訳すれば「血塗られたメアリー」という物騒な意味となります。

    この名の由来となったのは、16世紀のイングランド女王メアリー1世で、彼女は即位後に300人近くのプロテスタントを火あぶりにしたことで知られる悪名高き女王です。彼女を怖れた呼び名である「ブラッディメアリー」が、まるで血のように赤いこのカクテルの名前に用いられたのです。

    物騒な名前ですがトマトジュースが嫌いじゃなければとても飲みやすくおいしいカクテルなので、ぜひ試してみてくださいね。

    カミカゼ

    カミカゼという日本風の名前から、日本生まれのカクテルと思いきや実はアメリカ生まれのカクテルです。ウォッカにホワイトキュラソー(コアントロー)、ライムジュースを加えて作るカクテルで、苦味がありすっきりとした口当たりが特徴です。

    その名の由来には、元々のレシピはウォッカの分量が多めでその口当たりの鋭さが日本軍の神風特攻隊を彷彿とさせるからカミカゼと名付けられたという説や、米軍占領時に横須賀基地で作られたカクテルだからという説があります。

    カミカゼの他にもキューバ・リバーやフレンチ75、B-52など、戦争や兵器にまつわる名前を持つカクテルは意外と珍しくありません。

    チャイナブルー

    さわやかなブルーが美しいチャイナブルーは、ライチの香りとグレープフルーツの酸味が絶妙にマッチしたすっきりとした飲み口とフォトジェニックな見た目で女性から大人気のカクテルです。

    チャイナがつくことから中国を意味する名前だと思われることもありますが、チャイナブルーのチャイナは「陶磁器」を意味する「china」です。

    ヨーロッパでは中国産の良質な陶磁器が持てはやされていた時期があり、このカクテルの美しい青色がまるで陶磁器の青色のような色合いであるということでこの名が付けられました

    またライチは世界三大美女の1人である中国の楊貴妃が愛したといわれるフルーツでもあります。チャイナブルーのチャイナには、偶然にも2重の意味がかかっているのです。

    ファジーネーブル

    ファジーネーブルは英語で「fuzzy navel」と書き、「fuzzy」は「毛羽立った」「産毛のような」という意味の言葉です。ファジーネーブルはピーチリキュールをオレンジジュースで割って作るカクテルです。なので「fuzzy」は桃の産毛をイメージした名付けであるともいえます。

    「navel」は単語だけなら「おへそ」という意味になりますが、ここでは「Navel Orange(ネーベルオレンジ)」を表す言葉です。つまりファジーネーブルは材料の桃とオレンジを表した名前といえるでしょう。

    また「fuzzy」には「曖昧な」という意味もあり、ファジーネーブルを直訳すると「曖昧なオレンジ」という意味にもなります。オレンジよりも甘くて桃よりも酸っぱい、桃なのかオレンジなのかわからない曖昧な味わいがその名の由来だという説もあります。

    まるでミックスジュースのようなフルーティーな味わいで、お酒の味が苦手な人やお酒を飲み始めたばかりの人にも飲みやすいカクテルです。

    ロングアイランド・アイスティー

    ロングアイランド・アイスティーは紅茶を1滴も使っていないのにアイスティーのような味がするという不思議なカクテルです。

    すっきりしていて飲みやすくあまりお酒っぽくないのですが、なんとこちらのカクテルには4種類ものスピリッツが使われていて、標準的なレシピで作ればアルコール25度以上にもなる強いカクテルです。

    ロングアイランド・アイスティーが誕生したのは1980年代。ニューヨーク州のロングアイランドで生まれたことからこの名が付けられました。

    飲みやすいのにアルコール度数が高いため、レディーキラーカクテルの代表格ともいえる存在です。そのレシピを知らないと名前のおしゃれな雰囲気からすすめられてついつい飲んでしまいそうになるので、女性のみなさんは自衛のために覚えておきましょう!

    ミモザ

    ミモザはシャンパンとオレンジジュースを合わせて作る、気軽に飲めるシャンパンカクテルです。パリの高級ホテル「リッツ・パリ」のバーで誕生し、誕生当時はシャンパーニュ・ア・ロランジュという名前で上流階級の人々に親しまれていました。

    そのうちこのカクテルの色合いが鮮やかな黄色の花を咲かせる「ミモザ」に似ていることから、このカクテルはミモザと呼ばれるようになったのです。上流階級の人々に愛されたカクテルだけあって、名付けのセンスもとても上品ですね。

    イギリスにはシャンパングラスではなくタンブラーを使い同じ材料に氷を入れて作るバックス・フィズというカクテルがありますが、ミモザには氷を入れないのでシャンパンとオレンジジュースをよく冷やしてから作るとよりおいしく飲めます。

    ゴッドファーザー

    ゴッドファーザーは1970年代に世界中で大人気となった映画「ゴッドファーザー」をイメージして作られたカクテルです。

    スコッチウイスキーとアマレットというアーモンドのような香りのリキュールを合わせて作るカクテルで、アーモンドの風味がウィスキーを包み込むような味わいが特徴です。

    映画「ゴッドファーザー」はアメリカのイタリア系マフィア社会をテーマにした映画ですが、このカクテルは映画の中で描かれるイタリア人の家族愛をイタリア生まれのアマレットで見事に表現しています。

    ウイスキーをウォッカに変えれば「ゴッドマザー」、ブランデーに変えれば「フレンチ・コネクション」というカクテルになります。

    雪国

    雪国はその名から連想される通り、日本生まれのショートカクテルです。

    北方の国ロシアのお酒であるウォッカを使い、グラスの縁に雪のようにまぶされたグラニュー糖と、底に沈む鮮やかなグリーンのミント・チェリーが雪の下で芽吹く若葉を思わせる、まさに雪国の風景を連想させる見た目が美しい、すっきりとしつつほのかな甘みのあるカクテルです。

    「雪国」と聞くと川端康成の小説「雪国」を連想する人が多いと思いますがそうではなく、考案者の井山計一氏の川柳から名づけられました

    雪国は第二次大戦後の日本が生んだカクテルの最高傑作といわれ、サントリー主催のカクテルコンクールでは見事第1位を獲得しました。井山計一氏は2020年1月時点で93歳の現役バーテンダーであり、その波乱万丈な半生が映画『YUKIGUNI』で描かれています。

    ギムレット

    ギムレットはジンをベースにしたショートスタイルのカクテルで、イギリス海軍の軍医ギムレット卿が将校のジンの飲み過ぎを憂慮して、ライムジュースを入れて飲むことをすすめたのが起源とされているカクテルです。

    またギムレットが木材などに穴を開ける工具の錐(きり)を意味することから、突き刺すような鋭い味わいをイメージして名付けられたという説もあります。

    ギムレットの名を広く知らしめたのは、アメリカの小説家であるレイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』に出てくる「ギムレットには早すぎる」というセリフです。

    個人的には映画化もされた石田衣良の『娼年』に出てくるギムレットも印象的なので、どちらの小説も興味が湧いたらぜひ読んでみてください。

    レッド・アイ

    レッドアイはビールをトマトジュースで割る優しめのカクテルで、名前の由来は前日の飲み過ぎや二日酔いで目が充血した人が好んで飲んでいたからという説が一般的です。二日酔いをごまかすための迎え酒、というようなものでしょうか。

    もちろん迎え酒は体に良いものではありませんのでおすすめはできませんが、レッド・アイはビールの苦味とトマトジュースの青臭さが合わせることで絶妙にマイルドになり、とても飲みやすいカクテルで食事にもよく合います。

    現在のレシピはビールとトマトジュースだけを使うものが主流ですが、元々は生卵を割り入れて飲むカクテルで、それをグラスの底から見るとまるで赤い目玉のように見えることが名前の由来であるという説もあります。

    レゲエパンチ

    ピーチリキュールをウーロン茶で割るレゲエパンチは、仙台市で生まれたといわれる日本生まれのカクテルです。国分町のショットバー「サウサリートカフェ」のバーテンダーである黒澤亮一氏が、お酒があまり飲めない常連客のために作ったのが始めとされています。

    この常連客の女性がレゲエ音楽のファンだったので、レゲエパンチと名付けられました。リキュールをウーロン茶で割って混ぜ合わせるだけという簡単な作り方と飲みやすさで、国分町の飲食店界隈で広まっていきました。

    レゲエパンチが人気となったのは1990年代後半のクラブブームの頃です。踊って汗をかきのどが渇いた時に飲むドリンクとしてちょうどよく、仙台を飛び出て日本中に爆発的に広まっていきました。

    レゲエパンチは地域によって呼び名が違います。北海道ではクーニャン、関西では上海ピーチ、そのレシピに倣ってピーチウーロンという呼ばれ方もします。

    シンデレラ

    シンデレラはカクテルの1種ですが、お酒を使わないノンアルコールカクテルです。オレンジジュースとパイナップルジュース、レモンジュースを同量ずつシェイクして作るカクテルで、お酒が飲めない人や車を運転しなければならない人でも楽しむことができます。

    シンデレラという名前は有名な童話『シンデレラ』にちなんで名づけられた名前です。

    粗末な服しか持っていなかったシンデレラが、優しい魔法使いのおかげで舞踏会に行くことができたように、お酒が飲めない人でもみんなと一緒にカクテルを楽しめるようにと作られた、優しいカクテルです。

    すっきりとした味わいなので、少し飲み過ぎてしまった時の休憩にもちょうどいいですよ。

    BARで素敵に飲む女性になるには?

    お酒は飲んでも飲まれるな!

    お酒を楽しく飲むうえで、一番気を付けておきたいのは酔っぱらい過ぎないことです。
    せっかく良い時間を過ごしていたのに、酔いつぶれてしまっては台無しになってしまいますよね。

    特にカクテルは甘くて口当たりがいいものが多くて飲みすぎてしまいます。飲みやすくても度数が高いことがありますので、自分で思っているよりも酔っぱらってしまうことがありますので要注意です!!

    お酒を飲む前に

    自分でお酒を飲める量を把握しておくことが一番大切ではありますが、その時の体調などでうっかり酔いつぶれてしまうこともあります。そのために、お酒を飲む前に対策をしておくようにしましょう!!

    1. 食事をしてから飲みましょう!

    胃の中が空っぽの状態で飲むと、アルコールの吸収も早く酔っぱらいやすくなります。空っぽの胃をアルコールが刺激するのもよくありませんので、健康のためにも気を付けるようにしてくださいね。

    とくに枝豆などのたんぱく質が多い物や、チーズやナッツなどの脂質が多い物を一緒に食べると胃も守られます。アルコールと一緒に食べるおつまみも工夫してみましょう!

    2.お酒を飲むときにはお水をチェイサーにして飲みましょう。

    お酒を飲む際には、一緒にお水も頼むようにしてみてください。お水を飲みながらお酒を飲むと、アルコールはゆっくり吸収されますし、飲むペースも遅くなっるために酔いにくくなると思います。私はこの方法を実践しています!

    まとめ

    打ち上げ、忘年会、新年会、パーティー……お酒を飲むシーンは様々ですよね。居酒屋で賑やかにビールを飲むのも良いですが、たまにはおしゃれなBARでお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

    静かなBARで飲むお酒は、ほかの場所で飲むお酒とは別ものだと思います。あなたの好みに合わせて、バーテンダーが「あなただけに作ってくれるカクテル」なんて特別なものですよね。その一杯と大切に向き合って、楽しい時間を過ごしてみてくださいね!

    もちろん、バーテンダーに無理なリクエストをしたり、酔っぱらい過ぎたりするのはNGですよ!大人として、スマートなお酒の注文と飲み方が出来る素敵な女性になりましょう!

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    既読

    21:54

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