離婚が子供の気持ちに与える影響とは。ストレス大?心のケア方法を年齢別に詳しく解説

04325baca298da810578917a12d94a1c_s
この記事は2015年9月7日の記事を再編集したものです。

離婚したいけれど、子供の気持ちを考えたらなかなか踏み出せないと思っている人も多いでしょう。離婚が子供に与える影響は子供の年齢によって大きく変わってきます。離婚後の子供の心のケアを知ることで、あなたへの離婚も現実のものに近づくでしょう。

スポンサーリンク

ストレス大?離婚によって子供はストレスをどれほど感じるのか

 9f796166b0848f4cb52a408e3372e475_s




1.愚痴の聞き役・伝言役 子供の人格を忘れていませんか?

子供だから良いだろう、子供だから意味がわからないだろうと、元夫に対しての不満や愚痴を子供にこぼしている母親は多いのです。

私自身も離婚経験者です。愚痴はこぼしませんが父親との面会の時に「○○って言っておいて」と何度か子供に伝言役をお願いしてしまいました。その時はなにげなくお願いしてしまったのですが、子供がある程度大きくなって「いやだよ」と拒否されてはじめて、辛い役目を頼んでしまっていたんだと反省しました。

2.お金がないストレス

女性が社会に出て働く世の中でも、やはり男性と同じようには働けませんし収入も少なくなってしまいます。何より、両親が揃っているご家庭なら働き手が2人なのに対してひとり親家庭ではインカムは一人分しかありません。

またうちの子供の話で恐縮ですが、修学旅行の積立も家計のことを気にして「行けなくてもいいんだよ」と言ってくれました。もちろん、積立はキチンとして修学旅行を楽しんでもらいましたが、そんなことまで子供は考えているのです。

3.母親のストレスを感じ取る

離婚の意味もわからない小さな乳児や幼児でも、母親が辛いと思っていたり、寂しいと思っている気持ちを肌で理解します。一緒に暮らしているのですから、どんなにうまく隠しても子供に伝わってしまうと思いましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

不安やイライラの増幅も。離婚が子供の気持ちに与える影響とは?

43d1bfcff2c7c4d5bdfbea04ca69a758_s

1.子供が学校で孤立したりいじめっこになったり・・・

最近はひとり親のご家庭も少なくありません。実際、私の子どものクラスでも小学生・中学生でもひとり親は2人~多い時は5人もいた時がありました。こういったことは、担任の先生も気をつけてくれていて、人数くらいは面談の時に情報を教えてくれるものです。

珍しくないとは言え、子供も「何か言われたらどうしよう」という防御の気持ちが働きます。人付き合いを避けたり、逆に自分がいじめられないよういじめる立場になる子供もいました。




2.ひとり親は寂しい?憎い?

私は離婚経験者と言いましたが、私自身も親が離婚した子供という経験をしています。自分の場合は、母親が出ていって父親と祖母と暮らしていましたので、生活面では不自由はありませんでした。離婚は自分が小学校高学年、弟は小学校低学年の時の話です。私はそれまで父と母の喧嘩は見たことがありませんでしたが、原因は祖母と母の確執でしょう。しょっちゅう喧嘩をしていました。

私は母が出ていった事で「喧嘩を見なくてよくなった」とホッとしたものです。冷たい女の子だったんですね。私だけ母からDVを受けていたのもありましたし、母がいないことよりも喧嘩を見るのが辛かったのもあります。

しかし、弟は幼くあまり母親と関わって生活していませんでした。そのせいもあってか母に対して「家族を捨てた」「自分も捨てられた」という被害者意識が強く、大人になった今でも母親は許さないと言っています。きっと幼かったため、現実を理解しきれておらず母親に対してこうして欲しかったという願望があったのでしょう。それを受けられなかった寂しさの裏返しで恨んでしまったのでしょう。

このように離婚した時の子供の年齢で、家庭の状況の把握度が違いストレスの感じ方も違うのです。

3.必要以上に周りに気を使う

クラスメートやはじめて会う人に対して、隠すわけではないけれど気を使われたくないから親が離婚した事は言わないという子供も多いです。自分を守りたいのか?と誤解されそうですが別に聞かれても良いと思っていても、それで同情されたりするのが嫌なのです。

意外と子供でも親は親、自分は自分と思って割り切っています。小さいうちは寂しさや恨みの感情もあるでしょうが、成長するに従って現実問題としてお金が無いなどの方を気にするようになります。精神的にはひとり親も2人揃っている親も変わりありません。逆にうるさく言う親がひとりで良かったなーと思うくらいサバサバした子供もいます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

心身ともに健やかに育って欲しい…心のケア方法を年齢別に解説!

PP_gekoucyuunojc_TP_V

年齢別子供の心のケア(1) 0歳~1歳(乳児期)

お母さんは、普段通りに過ごすように心がけましょう。イライラしたり、泣きわめいたり、離婚して情緒不安定になることもあるかも知れませんが、赤ちゃんの前では出来るだけ見せないようにしてください。離婚のダメージに加えて、いつもと違う様子の赤ちゃんのお世話がどうしても辛くて、子どもに当たってしまいそうなときは、家族や友人を頼ることも必要です。

こんなに小さな赤ちゃんでも、本当はお父さんお母さん両方に自分のことを構って欲しいと求めていますから、赤ちゃんが寂しくないように、スキンシップや言葉で愛情をたくさん伝えてあげましょう。




年齢別子供の心のケア(2) 1歳~2歳(よちよち歩き)

よく泣くようになったり、酷くべったり甘えたり、お母さんが見えなくなることを不安がって後追いがひどくなったり。赤ちゃん返りをする子もいますから、怒らずに出来るだけ付き合ってあげましょう。お母さんはここにいるよ、と態度で教えてあげてください。ただし、その時に大切なのは、際限なく相手をするのではなく、ここまでという範囲や時間を決めて手を出したり構ったりすることです。

自立心が芽生える年代ですから、やり過ぎては逆に悪影響になってしまいます。また、イライラして物に当たったり、逆に無気力になったりする子もいますが、ゆったりした気持ちで見守ってあげましょう。何をしても守られているし許されているという気持ちが、子どもを安心させます。おじいちゃんや親しい男の人と一緒に過ごすのも、気持ちの安定には効果的です。

年齢別子供の心のケア(3) 3歳~5歳(幼児期)

3~5歳ともなれば、両親が離れてしまったのは自分のせいだろうかと考えるようになります。自分がもっと良い子なら…とか、叱られたときに「パパいなくなっちゃえ!」と思ってしまったからかな、というふうに、自分を責めてしまうのです。また、お父さんから嫌われてしまうことを恐れて、悪夢を見たり、酷く攻撃的に怒りを剥き出したり、逆に怒りを内側に向けて塞ぎ込んだりします。

子どもが自分を責めるような言動を見せたら、あなたは何も悪くないんだよ、と、繰り返し伝えてあげてください。怒ったり疑問に思ったりしていることは、みんなお母さんやお父さんにぶつけても大丈夫なんだと促してあげましょう。「お父さんは一緒には暮らせないけれど、お父さんだってあなたのことが大好きなんだ」と教えてあげて、可能ならば、お父さんから直接話しを聞かせてあげることも必要です。

年齢別子供の心のケア(4) 6歳~8歳(小学校低学年)

小学生になる頃には、子どもは「離婚」がどういうことかを理解し始めます。両親がお互いへの愛情を失ったと解釈し、もう一緒に生活しないのだということもわかっています。この年頃の子どもは、お父さんがいなくなったことに喪失感を感じ、「裏切られた」という気持ちを抱きます。お父さんから拒絶されたと思い、できれば、両親がまた一緒に暮らして欲しいと思う子が多いようです。

もしも、子どもが身体的な不調を訴えたり、問題のある行動をとるようなことがあれば、その兆候に注意をして、未然に対策をできるのが最良です。しかし、なかなか難しいものですから、学校の先生には状況をきちんと伝えるべきですし、ためらわずにカウンセリングなどの専門機関を積極的に利用することも必要です。

疲労やストレス、お金の問題などの愚痴を子どもにこぼしてはいませんか?子どもが不安に思わなくてすむように、お母さんの不安は、信頼できる家族や友人に相談するようにしましょう。そして、子ども自身のストレスや不安も、同じように、親や信頼できる大人に相談していいんだと促してあげてください。

年齢別子供の心のケア(5) 9歳~10歳(小学校中学年)

10歳をこえた頃から、子どもは「離婚」がどういうことか完全に理解している場合が多くなりますが、離婚を認めたがらないことがほとんどです。正義感や批判の気持ちが強くなる年頃ですから、離婚に対して厳しく批判したり、大変な怒りを見せることも少なくありません。子どもと向き合う時間を作りましょう。離婚のことについてどう感じているのか、しっかりと話し合ってください。

子ども自身、自分の感情や衝動に困惑していることがありますから、感情をコントロールする方法を模索し、手を引いてあげてください。もしも、話し合うことが難しければ、信頼できる友人や家族、学校の先生やカウンセラーなどと話ができるように、子どもを促し、機会をつくってあげるべきです。

年齢別子供の心のケア(6) 11歳~12歳(小学校高学年)

反抗期特有の行動がより加速して、問題行動を起こす可能性もあります。逆に、自分が優れた人間になれば両親がやり直してくれるかもしれないと信じて、非常に優等生的な行動をとるようになる子もいます。

家庭では、出来るだけこれまで通りの生活を心がける方が良いです。子どもに依存したり、いなくなった配偶者の身代わりのように扱ってしまわないように気を付けましょう。子どもに対して腫れ物に触るようにするのではなく、家庭環境は変わっても、両親には敬意を払うことが必要だし、学校や社会のルールは守らなくてはならないと諭すことを忘れないでください。

年齢別子供の心のケア(7) 生徒期(中学生)

中学生になると、大人の事情というのも理解してきます。でも、そこはやはり子供ならではの幼い解釈が入ってしまいます。

中学生の頃に反抗期を迎えるお子さんも多いですね。とにかく尖ってカリカリとしていて、ぶっきらぼうな態度しか取らない子供に「うちがひとり親だから?」焦ってしまうこともあるでしょう。でも、それは2人揃っていても同じです。気にすることはありません。このくらいの年頃のお子さんに気をつけることは「離婚に対しても正直に打ち明ける」ことです。

嘘をついてしまうと「やっぱり大人は信用できない」とずっと思わせてしまいます。子供が成長していくことを受け止めて、信用してあげているという態度を見せましょう。ただし、あまり生々しい大人の事情はオブラートに包んでソフトに伝える必要はあります。

年齢別子供の心のケア(おまけ) 青年期(高校生以降)

高校生くらいになると、特に女の子は母親の気持ちが理解できるようになります。中には子供の方から母親に対して離婚をすすめるという話もよく聞きます。男の子の場合は、女の子よりも少し精神的な発育も遅れがちですので、親の気持ちをまだ理解しきれない子供も多いでしょう。

子供の心の成熟度に応じた対応を心がけましょう。できるだけショックを与えないよう、親の愛情をかけてあげてください。

まとめ

私自身の体験談から言うと、親が離婚する時期は大切だと感じています。どうしても離婚しなければいけないのであれば、離婚後は子供のことを一番に考えてあげてください。親に対して寂しい子供は、友達とのふれあいや動物に対するふれあいでその寂しさを埋めることが出来るでしょう。

両親が離婚した後、親しい友だちと別れるようなことは避けてあげてください。できれば、同じ学校に通わせてあげるか、引っ越しするなら入学シーズンに紛れて「あの子なんで引っ越してきたの?」と、クラスでの話題にならないよう気をつけてあげると良いですね。

続きを読む

Related - 関連する記事 -

Ad
Ad

Ranking - ランキング -

Category - カテゴリ -