水出し紅茶の美味しい入れ方。タイプ別おすすめ茶葉をご紹介!ミルクティーに合うのは?

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休日に紅茶を入れて飲むくつろいだひとときって素敵ですね。暖かな日差しが降り注ぐ屋内もいいですし、そろそろ暖かくなってきた庭先で小鳥のさえずりを聴きながら飲むのもまた一興です。

紅茶は好きだけれど、あまり知らないくていつも同じものを飲んでいるという方に、今日は新しい紅茶の世界をご紹介します。茶葉によって、香りも味わいも全く異なるので、種類を知ったらその時の気分で一番しっくり来るものを選んでみてください。くつろぎの時間がさらに極上のものになりますよ。

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水出し紅茶の美味しい季節

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アイスティーは好きですか?

春になってきて昼間は汗ばむようになってくると、熱い紅茶よりもスッキリ冷たいアイスティーが飲みたくなってきませんか。お店で手軽にペットボトルや缶のアイスティーを買うこともできますが、自宅で入れてみるのもおすすめです。

市販のものはどうしても糖分が多めに含まれているもの。例えばコーラや果汁100パーセントのオレンジジュースにはコップ一杯に10杯分程度の砂糖が含まれているのです。

友人や、子どもたちといっしょに過ごす時間、たまには自家製アイスティーでもてなして見てはいかがでしょう。楽しく会話も弾みそうです。

水出し紅茶の作り方

こちらは、水出しの麦茶をイメージしてもらえればすぐ分かるでしょう。そう、手間暇かからずいたって簡単です。

1、まず蓋つきのポット(冷蔵庫に収まりやすい縦長のタイプがいいでしょう)を用意します。

2、茶葉10グラムに水1リットルをそそぎます。

*茶葉ティースプーン一杯は約3gなので、心持ち多め3杯で10gになります。

3、一晩(8〜10時間)置いておくだけで、出来上がり。

麦茶の場合もありですが、特にポットを使わなくとも、空になったペットボトルに茶葉と水を入れても十分代用できます。出来上がったアイスティーを注ぐ時に茶こしで茶葉を受けることはさほど面倒ではないですからね。または、麦茶のようにあらかじめティーバッグに茶葉を入れておけばその手間も省けます。

ポイントは、水!

使用する水は、もちろんですが臭いなどがしないきれいなものがよいでしょう。水道水があまり美味しくない場合は、浄水器を通した水や、市販のペットボトルの水が代用できます。幸運にも”近所に美味しくて安全な湧き水が出ていて、人々は収納用タンクに水を入れて持ち帰っていく”という方はその水で試して見てください。

ここで市販の水についてですが、水は日本製のものを使った方が無難かもしれません。外国の水質は硬水が多く、お茶を入れたりご飯を炊いたりする時に、ミネラル分の高い硬水を使うと味が変わってしまうことがあります。茶葉本来の風味を味わうためには、日本の軟水が最も適していると思います。

水出し紅茶は一般的に、カフェインや苦味が少なく優しいまろやかな口当たりになります。紅茶やお茶だけでなく、果物やお花の混ざったフレーバーティーでもぜひ試して見てください。

お湯出しのアイスティーの作り方もあります

水出しより味がキリッと濃いめに出るのがお湯出しアイスティーです。一杯目は暖かい紅茶を飲んで、2杯目にアイスティーをいただきたいという欲張りさんにもうってつけの方法。お湯で出すので、蒸らす時間を増やせば、2杯目も立派なアイスティーになるという訳です。

お湯出しアイスティー一人分の作り方をご紹介します。

1、あらかじめお湯を入れて温めて置いたティーポットに、茶葉6グラムと熱湯180mlを注ぎます。

*茶葉6gはティースプーン2杯分です。

2、蒸らし時間は、茶葉の大きさによって変わります。大きい茶葉なら2、3分、細かくなっている茶葉なら1分30秒。砂糖で甘みを加えたい場合は、ポットに入っているうちにお忘れなく!

3、蒸らし時間が終わったら、氷(120g)を入れたグラス、またはポットなどの容器に茶葉を漉しながら紅茶を注ぎます。

4、素早くかき混ぜて出来上がり。ミントの葉をちょこんと乗せたら清涼感がさらにアップ。

アイスティーは時間が経つと、透明だったオレンジ色が濁ってくることがあります。これは味に影響はありませんが、きれいな色を楽しみたいという方は、熱湯を少し足すと元に戻るのでやってみてください。

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いろいろある茶葉の種類

Ornithological miscellany V.1 London :Trübner and Co., Bernard Quaritch, R.H. Porter,1876-1878. http://biodiversitylibrary.org/item/108982

photo by Biodiversity Heritage Library

世界の茶葉の産地

茶葉の名前は全て、その産地となっていますので、茶葉を知るということは、紅茶の産地を知るという事になります。世界のどの辺で茶葉は栽培されているのでしょうか。

紅茶というと、たいていの人はインド辺りを思い浮かべるのではないでしょうか。調べてみると、意外にも茶葉が栽培されている地域はそれほど多くありません。インドを中心にして地図を見て行くと茶葉栽培分布図が分かりやすいと思います。

インドの東側にある、お隣の小さい島国スリランカ、もう少し東へ進んで、インドネシア。これらの国でも茶葉は栽培されています。

インドから右上方向に行って、中国でもキーマンという名高い茶葉の産地があり、今度は逆にインドから西方向にあるアフリカ大陸でもケニアを始め、ウガンダ、マラウィ、モザンピーク、タンザニアでも栽培されているそうです。

インドから東西に幅を広げた地域が茶葉の産地というわけです。(南米やその他の地域でも茶葉が栽培されている地域はありますが、主にブレンド用に使われていて、地域が茶葉の銘柄になっていることはありません。アフリカ大陸で栽培されているものもブレンド用です。)

インド産の茶葉の特徴

ダージリン:紅茶の色は薄めで明るいがしっかりした渋みもある(年三回の収穫時期によって味わいが異なる)。夏に収穫されたものは、マスカットの風味の繊細な味わいと好ましい渋みを併せ持ち評判が高い。秋に収穫されたものは渋みがさらに深まり、色も赤っぽいオレンジになるのでミルクティーで飲まれる。ストレートにブランデーを落としても。

アッサム:インド産の紅茶で、甘い香りと濃厚な味を持ち、ミルクティーで飲まれる。

ニルギリ:スリランカ産の茶葉に近い味わいで、フレッシュな香りとしっかりした風味がある。

ドアーズ:インド産。渋みがなく飲みやすい。コクがあるが香りは低い。ミルクティーに適する。

シッキム;インド産。ダージリンに近いが、渋みが弱く濃厚な味。ミルクティーに向く。

スリランカ産の茶葉の特徴

ディンブラ:スリランカ産。まろやかで香り高く、適度な渋みも併せ持っているバランスの取れた茶葉。

ウバ:スリランカ産。好ましい刺激と芳醇な香りがある。高品質のものはミントの香りや花の風味がある。ミルクティーに向く。

キャンディ:スリランカ産。香りは控えめ、軽やかで柔らかいがコクがある味わい。アイスティーに向いている。

ヌワラエリヤ:草を思わせる爽やかな風味があり、優しいながらしっかりとした味。ストレートがよく合う。

ルフナ:濃厚な味わいで渋みとコクがある。特徴的なスモーキーな香気もありアラブ圏で好まれる。ミルクティーに向く。

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ミルクティーに合う茶葉は?

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photo by Peter Drach

英国紅茶専門店の分析によると

ロンドンティールームという日本にある英国紅茶専門店がツイートした茶葉分類表が分かりやすいのでご紹介します。その図とは、中立的な味であるスリランカのディンブラとインドのニルギリを中心に据えて、縦と横に線が引かれています。

縦軸の上に行くほどミルクティーに合う味で、下に行くほどストレートティーに合う味を意味しています。一方、横軸の左に行くほど渋みが弱く、右へ行くほど渋みが強くなるのを表しています。

これによって一目でそれぞれの紅茶の味が見て取れるわけです。その紅茶専門店によると、図の左上方面に位置する紅茶は渋みも弱く香りもきつくないので、紅茶にあまり慣れていない人や苦手な人にも飲みやすい茶葉だと説明されています。

その茶葉とは、アッサム、ケニア、オレンジペコ、ドアーズ、イングリッシュ・ブレンド。最後に挙げられているのは単一の茶葉ではなく、複数の茶葉を混ぜ合わせたブレンドティーになっていますが、誰にとっても飲みやすいもののようです。そしてこれらは、ミルクティーにしても飲みやすいそう。

反対に、ミルクティーに合うけれども渋みが強めの右上の方に位置している紅茶は、よく知られているインド産のダージリン。

以上がミルクティーに合う紅茶という事になりますが、ストレートティーに合うとされる他の紅茶も見てみましょう。

図の左下に来ているのがスリランカ産のルフナとキーマン。キーマンは中国産の紅茶で収穫量も少ないため、希少価値が高い茶葉。世界三大紅茶の一つです。この二つがストレートティーに向いていて、なおかつ渋み、香りともまろやかで飲みやすい茶葉。

最後に図の右下に位置しているのは、ウバ、シッキム、ヌワラエリヤヌワラエリヤ。味が濃いめでなおかつストレートで飲むのにふさわしい紅茶です。

フレーバーティーも試してみたい

ミルクティー、レモンティー、ストレートティーとくれば、次はフレーバーティー。果実や花々、スパイスで香り付をしてある紅茶です。こちらも水出ししておけば、翌日にはキリッと冷えた香り高いフレーバーティーが楽しめます。

フレーバーティーは、製作者の数だけあるので、限りがありませんが有名なところでは

-マリアジュ・フレールの”マルコ・ポーロ”

フランスの紅茶専門店。中国茶をベースにし、中国、チベットの花やフルーツを使って香り付けされているエキゾチックな味わい。後味もスッキリしていて重すぎないので人気が高い紅茶です。

-フォションの”フォション・アップル”

フォションの原点とも言える上品なアップルのフレーバーティー。

以上の二つはどちらもフレーバーティーが主流のフランスの紅茶専門店でしたが、こちらの日本発のお店もあります。もうおなじみと言ったところでしょうか。

-ルピシア

ここでは特に一つの商品を取り上げませんが、季節によって、催事に併せて商品が次々に出てくる楽しくて可愛いお店と言うイメージがあります。日本茶ベースのものより紅茶ベースのものの方が味が安定しているように感じました。種類が豊富で、パッケージも素敵なので、プレゼントにも。

まとめ

紅茶の世界をのぞいてみましたが、いかがでしたか。

ミルクティーに合う茶葉ということでしたが、ご紹介した半数以上の茶葉がミルクティーに向くとなっていたような…紅茶文化の本場イギリスでは98パーセントの人がミルクティーで飲むとか。ちなみに、ミルクを先に入れてから紅茶を注ぐのが正統派なんだそうです。よかったらこれも友達とのティータイムの話題にしてくださいね。

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