スリーサイズの平均とは。基本的な意味はBWHの3つを示す?

    女性の美しさを示す数値として最初に思い浮かべるのが体重ですが、ダイエットをする際に何を目安に持ってくるかによって目標が変わってきます。体重1つをもってしても健康体重や標準体重、美容体重やモデル体重などさまざまな数値があり、目的によって目標とする数値は変わってくるでしょう。

    しかし体重だけでは女性らしい体型にはならず、胸の大きさやウエストのくびれなど、女性らしい体のラインを作るにはスリーサイズにも注目しなければなりません。

    女性の体のラインを作るスリーサイズは一般的にどのくらいのサイズなのか、平均や理想の数値を紹介していきます。

    スリーサイズの基礎知識と平均値

    スリーサイズとは?

    スリーサイズとはどこの部分を示しているのか、知っている人も多いと思います。バスト・ウエスト・ヒップの3つの部分の大きさのことであり、「B・W・H」とよく頭文字をとって短縮して表記されます。

    女性に用いられる場合が多いですが、体のサイズを表す数値なので当然男性にも使用されますが、男性の場合はバストではなくチェストといい、測る位置も少し異なります。

    洋服を買う時にもスリーサイズが必要

    男性と女性では胸囲の呼び方に違いがあり、測る位置にも違いがありますが、スリーサイズを測る際の正確な位置をご存じですか?

    下着や洋服を購入する時にサイズを合ったものを選ぶために、自分の体の数値は知っておく必要があります。洋服などの場合サイズ表記はSやM、Lサイズとなっており、Mサイズは身長が150cm〜162cmに対して、バストが79cm〜87cm、ウエストは64cm〜70cm、ヒップは87cm〜95cmに対応しています。

    少なくとも身長とスリーサイズがわかっていないと自分の体に合った洋服も買えません。しかし数値に幅を持たせて作られているため、大まかな数値がわかればいいともいえます。そのため正確な数値を知らない人も多いのではないでしょうか?

    体のサイズは年を追うごとに変化していきますし、スリーサイズは自分でも測れるので、この機会に1度ハッキリとさせるのもよいかもしれません。

    スリーサイズはどこを測る?

    バストは胸の1番高い乳頭の位置であるトップバストをメジャーで測定します。腕を上げたままで測るとサイズが変わってしまいますので、姿勢を正して腕は降ろした状態で測ります。

    なるべく素肌に近い状態での測定が好ましいですが、バストに限ってはパットが入っていないブラジャーの上から測る方が測りやすく、特にバストが大きい人やちょっと垂れていると感じる人は、胸を軽く持ち上げて支えながら測定するようにしましょう。

    ウエストは食事をしたすぐ後や飲酒の後ではお腹が膨れてしまって正確な数値にならないので、測定は食事の前や空腹時に行うようにしましょう。

    腕を降ろして息を吐いた状態で、胴回りの1番くびれている部分にメジャーを合わせて、少し余裕を持ってサイズを読む取りましょう。おへその上がウエストだと勘違いされがちですが、2~3cm上が1番細くなっているので、気を付けましょう。

    ヒップは真っすぐ立った状態で鏡の前に立ち、横を向いてお尻のラインが1番高い部分を測ります。正面から見ても正しい位置がわかりづらく、メジャーの位置もズレやすいので、正しい姿勢を心掛けて測りましょう。

    平均値は年代別に変化する

    日本人の女性のスリーサイズを資生堂が「生活と美の白書」でまとめた平均値のデータがあり、20代のバストの平均値は83.1cmで、30代のバストの平均値は20代と変わりませんが、40代になるとバストの平均値は83.6cmと少し大きくなっています。

    ウエストの平均値は20代が63.1cmに対して30代の平均値は64.5cmになり、1.4cmの差があり、40代になると66.4cmに増え、20代に比べると3.3cmも太くなっています。

    ヒップの平均値はは20代が88.2cmなのに対し、30代は89.1cmとなり、40代の平均値は90.4cmに増え、スリーサイズの中では年代を追うごとに1番の差が出る部分です。

    数値を見てもわかるように成長が止まって大人の女性としての体の完成期を迎えた後は、徐々に体に余分な脂肪が付き始めてサイズは大きくなっていきます。

    理想のスリーサイズがわかる計算式

    理想の数値や標準の数値を出す計算式がありますが、身長をもとにして計算をしますので、まずは自分の正確な身長を知りましょう。身長は会社の健康診断に測りますし、その他病院やスポーツジムなどで測れます。

    理想のバストサイズは【身長(cm)×0.52】の計算式で出せ、日本人の女性の平均身長である158cmを基準にして計算すると82.1cmとなり、20代の平均値よりも小さめの値になっています。

    理想のウエストサイズは【身長(cm)×0.37】の計算式で出せ、158cmで計算すると58.4cmとなり、20代の平均値よりもかなり細めの値になっているのに驚きます。

    理想のヒップサイズは【身長(cm)×0.53】の計算式で出せ、158cmで計算すると83.7cmとなり、こちらも20代の平均値よりも小さめの値です。

    女性が求めるスリーサイズの理想は?

    実際に女性が求める理想のスリーサイズは平均値や計算式から導き出される数値とで、どのような違いがあるでしょうか?

    20代が求めるバストの理想値は85.4cmで平均値よりも2.3cm大きく、30代が求めるバストの理想値は85cmで平均値よりも1.9cm大きめですが、20代の理想値よりも差は少なめです。40代が求めるバストの理想値は84.8cmで平均値との差は1.6cmですが、平均値よりも大きくさらに理想値よりも大きくなっています。

    20代が求めるウエストの理想値は59.4cmで平均値よりも3.7cmの差があり、30代が求める理想値は60.3cmで平均値よりも4.2cmの差、40代になると理想値は61.5cmで平均値よりも4.9cmも細いウエストを求めています。

    20代が求めるヒップの理想値は85cmで平均値よりも3.2cm小さく、30代が求める理想値は86.1cmで平均値よりも3cmの差があり、40代が求める理想値は87.4cmで平均値との差は3cmで30代と変わりません。

    実は和製英語?スリーサイズの意味とは

    BWHの3つのサイズを表した和製英語

    スリーサイズとはバスト・ウエスト・ヒップの3つの部分の大きさのことであるのは先に述べましたが、スリーサイズを表す英語「measurements」「vital statistics」「size」で、海外でスリーサイズといっても通じません。あくまでも英語に似ている和製英語であり、英語には存在しない言葉です。

    しかも日本ではスリーサイズの単位はセンチメートル(cm)なのに対して、海外ではインチ(inch)が使われており、1インチは25.4mmに当たります。

    和製英語であるスリーサイズを日本語に訳すと「女体三位寸法」といいますが、現在ではスリーサイズで定着しているので訳しても逆にわかりにくいといえるでしょう。

    スリーサイズからわかる女性のスタイル

    理想のスリーサイズ以外にもスリーサイズと身長などを使って体格指数を出す計算式があります。

    身長とヒップ、ウエストなどを使った計算式から理想のバストサイズの値であるプロポーション指数が出せ、身長とヒップ、ウエストに加えて左右の太もものサイズなどを使った計算式から女性の体型のメリハリの値がわかるプロポーションインデックス値が出せます。

    また、スリーサイズを元にウエストのくびれやバストとヒップのバランスを出し、女性のスタイルの指標とした形を女性用下着メーカーの「ワコール」が示しています。

    バストが大きく逆三角形体型の「V型」やヒップが大きく下半身に目が行きやすい「A型」、ウエストがくびれ、グラマーな「X型」や凹凸が少なくストレートな「I型」の4種類に分けられており、スリーサイズは自分がどんなスタイルなのかを知るために必要です。

    胸の大きさはスリーサイズからはわからない

    バストのサイズはトップバストを測った数値でわかりますが、胸の大きさを表す「カップサイズ」はアンダーバストも測らなければわかりません。

    ブラジャーを見るとわかりますが、ブラジャーのサイズには「カップサイズ」と「アンダーバスト」が示されており、スリーサイズには含まれていないため別に測る必要があります

    ブラジャーにもさまざまな種類があり、理想とするバストの形に合わせて選ぶと望んだ形のシルエットが作れます。

    下着とスタイルは密接な関係にあり、下着によって体のラインが崩れることもあるので、下着選びはしっかりとしましょう。

    スリーサイズとのベストな向き合い方

    下着の選び方が重要

    ブラジャーについては上の項で少し述べましたが、下着は24時間ほぼ着けたままであるため、間違った下着を着け続けていると女性の体のラインに影響を与え、体のラインが崩れる原因となりかねません。

    体に合わない下着では着心地も悪く、摩擦で痛くなったり跡がついたりします。下着は理想のライン作りにも役に立つアイテムなので、選ぶ際にはスリーサイズをしっかりと測って体に合ったものを購入しましょう

    スリーサイズにはキレイに見える比率がある

    スリーサイズには黄金比といわれる比率があり、スリーサイズの黄金比はバスト1に対して、ウエスト0.7、ヒップが1といわれています。測ったスリーサイズを黄金比に当てはめてみてください。

    黄金比に近いほどバランスが良いキレイなスタイルになり、バランスが整った魅力的な「X型」のスタイルになります。

    健康を意識したスリーサイズになろう

    理想のスリーサイズがわかる計算式があるように、体重と身長を使って肥満度を表すBMI(ボディマス指数)がわかる計算式もあります。

    標準体重内のBMIならば病気になりにくいといわれていますが、BMIが示す標準体重は少しふっくらとした感じになるため、理想体重を目標にしてダイエットに励む人も多いでしょう。

    しかし行き過ぎたダイエットは体の不調を招きかねず、健康的ではありません。理想となる数値がわかる計算式はたくさんありますが、あまり数値にこだわり過ぎないようにしましょう

    まとめ

    スリーサイズの平均的なサイズや理想の数値、スリーサイズへの向き合い方などを紹介しましたが、いかがでしたか?

    自分の体とはいえ思い通りにはならず、気にし過ぎるともどかしく、悩みやコンプレックスに感じてしまいます。キレイでいたいという女性の望みは当然ではありますが、何事もやり過ぎはよくありませんので、健康的な美しさについても考えましょう。

    ここまでご拝読いただき、ありがとうございました。

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