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同棲前に挨拶すべき?両親への手土産・服装・挨拶例文など許可を貰うための流れ

    彼との同棲が決まった!でもお互いの両親への挨拶はしたほうがいいの?結婚するわけじゃないしまだ……しなくても……。

    同棲する時に挨拶は必要なのか迷っちゃいますよね。挨拶する時もタイミングやポイントが大切ですし、「まだしなくても大丈夫」と考えてる人も多いのでは?

    今回は挨拶するべきかしなくてもいいか見ていきましょう!体験談もご紹介しちゃいます。

    同棲する前に挨拶するカップルってどのくらい?


    お互い一人暮らしをしている状態だと、同棲するぐらいでわざわざ挨拶に行く必要ある?と思ってしまいがちですが、後から同棲の事実をご両親に知られるのは気まずいもの。実際に同棲する前に互いの両親に挨拶に行くカップルは、どのくらいいるのでしょうか。

    だいたい半数が挨拶している

    同棲するにあたって、両親に挨拶するカップルはどのくらいいるのでしょうか?今回29組の同棲カップルに調査したところ、そのうちの15組が「しなかった」という回答でした。

    女性側の親だけに挨拶した(7組)、男性の親だけに挨拶した(2組)、双方の親に挨拶をした(5組)など、実際に挨拶に行ったカップルは合わせて半数という結果に。

    「わざわざ両親に挨拶なんて面倒……」と思っているあなた。これを機に、どちらかの親にだけでも挨拶することを考えてみてはいかがでしょうか

    「結婚前提」のカップルは挨拶する

    「彼女と結婚するつもりだったので、挨拶するのは当たり前だと思っていました。まずは僕の方が彼女の両親に挨拶に行き、了承を得てから彼女にも挨拶に来てもらいました」(28歳男性・会社員)

    「まだ具体的な日どりなどは決めていませんでしたが、お互いに結婚の意志があることは確認し合っていたので両親への挨拶もそういったことを含めて話しました。

    将来的なことを考えているなら、同棲前に挨拶しておくとゆくゆくスムーズだと思います」(30歳女性・事務/経理)

    結婚を視野に入れた上での同棲では、挨拶は必須のようですね。将来のこともきちんと両親に伝えることで、同棲を快諾してくれるケースも多いようです。

    まだ未定というカップルでも、いずれ結婚するのならお互いの家族はずっと付き合うものですから、ある程度の年齢になったら結婚のことも視野に入れ、きちんと挨拶しておきたいところですね。

    挨拶は面倒?しないで同棲に至ったパターン

    「お互い一人暮らしをしていて、アパートの更新のタイミングで同棲したから親への挨拶は全く考えなかった。結婚のこともまだリアルには考えてないし、あまり干渉もされたくない」(23歳男性・美容師)

    「20代の頃付き合っていた彼と同棲していたが、親に挨拶したら結婚するのかうるさく聞かれそうだったのでしなかった。親には自分からうまく説明し、お互いの両親ともに挨拶には行かなかった。

    同棲してからも親と連絡するたびに将来どうするのか聞かれたが、結局別れて実家に戻ったのでしなくて良かった」(36歳女性・主婦)

    「一人暮らしをしている自分の家に、退職をきっかけに徐々に彼女が移り住んできたので最初は挨拶しなかった。

    彼女は一人親であまり家族との関係も良くなかったので、挨拶するという話にもならず、そのまま同棲することになった」(32歳男性・メディア関係)

    お互いに一人暮らしをしていたり、親からの干渉を避けたかったりという理由で挨拶をしない人たちもいるようです。確かに結婚を考えていない場合、「両親」という存在はとても重みがありますよね。

    しかし、内緒で同棲をしている場合、「こそこそしなければならなかった」「いざという時に親を頼れず苦労した」などという意見もありました。

    きちんと挨拶に行き良い印象を持っていてもらえれば、堂々と暮らせて後ろめたい気持ちにならずに済みます。できれば両親とは円満な関係を築きたいですね。

    同棲の挨拶をするのはどちらの親が先?

    いざ双方の両親に同棲の挨拶をすることを決意した所で、どちらの両親に先に挨拶に行けばいいのかも悩みどころですよね。

    たとえ結婚前提の同棲だとしても、まだ入籍はしないという社会的には不安定な状態ですから、特に女性側の両親の方が娘の将来を心配します。なのでまずは女性側の両親に挨拶を済ませて、同棲することへの了承を得るようにしましょう。

    もし同棲がうまくいかず破局となった場合、世間体や結婚適齢期の観点から見て、女性の方が受けるダメージは大きいもの。娘を傷物にされたら、という心配がどうしてもあるのです。

    特にご両親の年代ではその考えがまだ強く残っていますから、女性側の親族の了承を得ずに話を進めてしまうと、いざ結婚するという時にも女性側の両親との関係がぎくしゃくしてしまう可能性があります。

    いよいよ両親に挨拶!場所・時間帯はどうする?

    ご両親に挨拶に行くことを決めたら、挨拶する場所や時間を決め、アポイントを取らなければなりません。相手方に失礼がないように、常識的な場所選びや時間帯を知っておきましょう。

    日程はできるだけ両親の都合に合わせる

    挨拶に伺う日程や時間帯は、できるだけご両親の都合に合わせて決めるようにしましょう。いくら仕事が忙しくてなかなか時間が作れないとしても、あくまでも挨拶させていただく立場。自分の都合を優先してしまうのはマナー違反です。

    また日程に余裕を持たせておかないと、急な約束ではご両親が十分な準備ができず、焦らせてしまうことになります。なので最低でも二週間ほどは余裕を持たせて、都合の良い日時を伺うようにしましょう。

    食事の時間帯は避けるべき

    向こうのご両親から食事の席の誘いがない限りは、自分から食事の時間帯の訪問を切り出すべきではありません。朝早すぎる時間帯や、昼食時、夕飯の準備を始める時間帯は避けるようにしましょう。

    食事の時間帯に伺ってしまうと、向こうのご両親も人数分の食事の準備をしなければならなくなりますし、食事をしながらの会話では肝心の挨拶が切り出しにくくなります。

    最初の挨拶の時点ではあまり長時間居座ることのないよう、訪問する時間帯には注意しましょう。

    場所選びも両親の意見を優先

    同棲の挨拶をする場所についてですが、それぞれのご両親が住んでいる家に訪問するのが一般的です。相手方の実家を見ることで、どんな育ち方をしたのか何となく想像できるというメリットもあります。

    しかし知らない人を自宅に入れたくないなど、それぞれ家庭の事情がありますので、まずはご両親の意見を尊重し、外で会いたいと言われたならそれに従う方が無難です。

    お店で挨拶するなら静かな店を選ぶ

    実家以外でご両親に会い同棲の挨拶をする場合、騒がしいファミレスや居酒屋などはもちろん適していません。食事の時間帯を避けるとすれば、食事がメインとなる料亭やレストランなども相応しいとは言えないでしょう。

    なので最初の挨拶の場としては、静かな喫茶店やカフェがおすすめです。ご両親の希望のお店があるならそれを優先してもOK。当日座る席がなく待たされると格好がつかないので、日程が決まった時点で予約を入れておくようにしましょう。

    アポイントはそれぞれで取る

    男性がリードしてご両親への挨拶を進めていくと頼りがいを見せることができますが、相手側のご両親の性格によっては警戒心を抱かせることになりかねません。

    なので挨拶のアポを取る時は、それぞれが自分の両親と直接連絡を取り、パートナーの意見を伝達しながら日程を決めるようにしましょう。

    二人の交際についてあまり賛成されていないというのであればなおさら、自分の子供を通してもらった方がご両親も話を聞きやすくなります。最初の挨拶を無事に済ませるまでは、お互いに出しゃばるべきではありません。

    挨拶するときに気を付けるべきポイント


    同棲の挨拶をする時は、いくつか気を付けるべき点があります。友達の家に遊びに行くわけではありませんから、着の身着のまま手ぶらで行くわけにはいきません。同棲を認めてもらうためにも、挨拶時の一般的なマナーは心得ておきましょう。

    同棲が決まった時点で挨拶に行く

    「もう住むところの契約はしてしまったんだけど……」という状態で挨拶に行くのは避けた方が無難です。同棲することを決めた時点で、まずは両親にそのことを報告し、挨拶するのがマナーでしょう。

    両親からしたら「自分たちに挨拶もしないで勝手に進めるなんて」と裏切られたような気持ちにもなるようです。誠意があることをわかってもらうためにも、挨拶は早めにしておきましょう

    仕事の都合や、実家が遠方にあるなど、訪問の日程が取りづらく家の契約や引っ越しなどが先行してしまう場合は、事前にしっかりとそのことを伝えるのをオススメします。

    「先にご挨拶に伺うべきだったのですが、仕事の関係でどうしても時間が取れずにご挨拶が遅れてしまいました」など、挨拶の時に一言添えると「きちんと考えているんだな」と親からの印象もアップするはずですよ。

    どんな服装が好ましい?

    男性はスーツやジャケットなど正装に近く、清潔感のある服装が最も好印象のようです。間違ってもデニムやパーカーなどで挨拶に行かないよう注意しましょう。

    何度も会って慣れてきたら普段着でも構いませんが、一番はじめの挨拶は第一印象が肝心です。「真面目だな」「きちんとしているな」という印象を与えられる服装を心がけたいですね。

    女性ならワンピースやひざ丈のスカートなど、露出を控えた服装がベストです。ヘアスタイルもハーフアップなど上品なものにして、髪の色もあまり明るすぎないカラーが好印象です。

    「派手」「ケバい」「育ちが悪い」と思われないような服装がポイント。夏場でも素足ではなくストッキングや靴下などを履くのがマナーです。

    手土産は必要?何が喜ばれる?

    両親に挨拶をしに行く際、手土産に何を選ぶか迷いますよね。地元の特産品や名産品など、挨拶の際話題にできるものでも良いですし、その場でみんなで食べられるケーキやお茶菓子なども良いでしょう。

    相手方の両親の好みがわかっていれば、それを持っていくと喜ばれるはずです。事前にリサーチして用意しておくといいでしょう。お酒を飲む人たちなら、ワインや地酒もオススメです。

    また、あまり高級なものはかえって気を遣わせてしまいますので、そこそこの金額のものを選びましょう。フルーツなども喜ばれるようです。

    手土産の価格帯

    安すぎても失礼、高すぎても気を遣わせるとなると、具体的にはどの価格帯の手土産が同棲の挨拶にはふさわしいのでしょうか。相手の家の格も考慮できるといいのですが、なかなか難しいですよね。

    相手方のご両親に渡す手土産の額は、ずばり3,000円~5,000円ぐらいを目安に考えましょう。そのぐらい出せばそこそこの品物が買えますし、もらう方が何か気の利いたものをお返しをしなければと焦る程の金額でもありません。

    手土産の金額が相手方にわからないように、挨拶に行く場所の近くでは手土産を買わないなどの配慮もしておくといいでしょう。

    手土産の渡し方

    手土産を渡す際にも、きちんとした態度で渡すことが雰囲気を良くするためのコツです。

    できれば相手のお父さんに直接手渡しすることが良いでしょう。昔の人は男性を立てる傾向にあります。男性が挨拶に行く場合は特に、お父さんに直接手渡しした方が印象も違ってきます。

    お酒好きなお父さんであれば「一緒に飲みましょう」などと一言添えると、雰囲気も和むと思いますよ。

    NGな印象の挨拶とは

    「言葉づかいが悪い」「挨拶ができない」「清潔感がない」「目を合わさない」など、目上の人に対する常識やマナーが欠けていると印象が悪くなってしまいます。

    相手の両親にため口をきいたり、会話の時に目も合わさずうつむいていたりと、馴れ馴れしくし過ぎたり、過度に喋らなかったりするなどもよくありません。

    また、チャラチャラした服装や、ラフ過ぎる恰好で登場するのも「遊びにきたんじゃないんだから」と両親側は引いてしまいます。

    挨拶に行く際は、最低限のマナーや気遣い、その場に相応しい服装を心がけましょう。

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    気をつけて!親に反対されてしまう挨拶の仕方

    いくら二人の気持ちが真剣だとしても、挨拶の仕方を間違えるとご両親の了承を得ることが難しくなります。いい加減な人間だと思われないためにも、正しい挨拶の仕方を予習しておくことも大切です。

    将来設計ができていない

    ただ一緒に住むということしか決めず、いつ頃結婚を予定しているのか、お試し同棲だとしたら期限を決めているのかなど、将来に向けての展望がない状態で同棲の挨拶をしに行っても、ご両親は納得してくれないでしょう。

    特に女性側のご両親は、自分の娘が不憫な境遇に陥らないかとても心配します。結婚の約束もせずに一緒に住むだけ住んで、心変わりされて捨てられたらという危機感が拭い去れないものです。

    また家事や生活費の分担についても、自分の子供ばかりに負担がいくのではないかという心配もあります。たとえまだ婚約をしていない状態でも、同棲後の将来設計はきちんとできているということが伝わらなければ、ご両親から反対されてしまう可能性は高くなります。

    同棲する理由が結婚と関係ない

    カップルが同棲する本当の理由は様々です。結婚に向けて準備するためだけでなく、家賃や生活費の節約ができるから、一緒に過ごす時間を増やしたいから、家事を分担してこなした方が楽だから、相手の家に住んだ方が職場が近くなるからなど、人それぞれ理由があるでしょう。

    たとえどんな理由があってもそれは個人の自由ですが、ご両親に同棲の挨拶をするにあたっては将来の結婚を考えた上での同棲であると伝えておかないと、良い顔はされません。

    ご両親に対して嘘をつきたくないという気持ちももっともではありますが、まず自分たちの気持ちよりもご両親の気持ちを思いやる理由付けをすることを優先しましょう。

    結婚を考えられるような状態ではない

    一馬力では生活がギリギリ送れるか送れないか程度の収入しかないのに、どちらかが無職で職探し中など、とても結婚を考えられるような状態ではないという場合も、まずご両親には同棲に賛成してもらえないでしょう。ご両親からの援助を最初から当てにするなどもってのほかです。

    特に男性側の収入や雇用形態が不安定な場合は、同棲に難色を示すご両親が少なくありません。

    20~30代の人間にとって、男が外で稼ぎ女が家を守るという考え方は前時代的ではありますが、ご両親はおそらくその考え方の元で育った世代。結婚したら苦労することが目に見えている男性に、可愛い娘を任せたいと思うわけがないのです。

    女性がバリバリ働いて男性がそのサポートをすると決めているなら、将来設計をしっかり考えてまとめた意見をご両親に伝えましょう。二人の意思や目標がしっかり定まっていれば、同棲の了承が得られやすくなるはずです。

    言葉遣いや態度が失礼

    相手のご両親に対するタメ口や馴れ馴れしい態度は、結婚の意思があるかないか以前の問題です。相手は友達の親ではありません。きちんと目上の人に対する礼儀をわきまえて接する必要があります。

    相手方のご両親の前では敬語を使い、ご両親の前でパートナーをけなしたり、ご両親の外見や家の作りを揶揄したりなど、失礼な発言をしないようにしましょう。

    何も相手方のご両親の前に出る時は、これから先ずっと行儀よくしていなければならないわけではありません。しかし最初の挨拶ぐらいは馴れ馴れしい態度を控え、緊張してかしこまっているぐらいの方が印象が良くなります。

    約束の時間に大幅に遅刻する

    電車の遅延や車の渋滞など、時にはどうしようもない場合もありますが、約束の時間に大幅に遅れてしまうのは社会人としてマナー違反。万が一ハプニングが起こっても間に合うように、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

    遅刻の印象が良くないのはもちろんですが、逆に約束の時間より早く行き過ぎるのも向こうに迷惑がかかってしまいます。いくら恋人のご両親とはいえ、マナーはきちんと守るべき。

    ちなみに他所のお宅に招かれた時は、約束の時間ぴったりより3~5分あえて遅れていく方が良いとされています。

    どんな言葉で相手の両親へ挨拶すべき?例文を紹介!


    いざ相手方のご両親の目の前に座った時、緊張で頭が真っ白になってしまう可能性も否定できません。挨拶にふさわしい例文をご紹介しますので、声に出して読み練習しておくと安心です。

    ストレートに伝えるパターン

    〇〇さんとかねてから親しくさせて頂いております。これまで以上に一緒に過ごす時間が欲しいと二人で考え、この度△△で暮らすことになりました。

    ご両親にはまず、二人がきちんとした気持ちで付き合っていることを伝え、ある程度お互いを理解し合っているという安心感を与えましょう。

    そして、二人で決めたことということも伝えながら一緒に暮らしている場所もきちんと伝えることで、ご両親から信頼を得られることに繋がるでしょう。

    婚約中に伝えるパターン

    〇〇さんと婚約させていただき、結婚後の生活が少しでもスムーズに過ごせるように、今から一緒に生活させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?

    婚約中である立場上、なるべく身勝手な行動は避けた方が望ましいです。婚約中だからこそ慎重に、両親に伺いを立てた方が安全と言えるでしょう。

    その際には、どうして同棲を始めたいのかをきちんと伝えることが大切です。

    結婚を前提に同棲を始めるパターン

    〇〇さんとは結婚を前提にお付き合いをさせて頂いており、その目標に向かってお互いをより深く理解し合うためにも同棲をしたいと考えております。

    同棲をする目的を明確にすることで、相手のご両親も安心して同棲を賛成してくれる雰囲気になるでしょう。この際、期限などを明確にすると尚、誠意が伝わり印象も良いと思います。

    同棲の挨拶時にされる質問の返し方

    挨拶をする時、いくつかの点についてご両親から質問されることも想定されます。質問に答える時にしどろもどろにならないように、どう答えればいいか事前にきちんと考えておくことをおすすめします。

    二人の馴れ初めについて聞かれた時

    二人の出会いや馴れ初めについて聞かれる可能性は高いので、事前に二人の間で話を合わせておきましょう。

    出会いのきっかけがマッチングアプリだった場合、配慮が必要になることもあります。今はマッチングアプリで知り合って恋人同士となるパターンも珍しくはありませんが、正直にご両親に伝えてしまうと無駄に心配される可能性があります。

    挨拶の前に出会いの経緯をご両親に知らせていない場合は、もし本当はマッチングアプリで出会ったのだとしても、知人の紹介やお見合いパーティーなど、無難な馴れ初めにしておいた方がいいでしょう。

    交際期間について聞かれた時

    ご両親に二人の交際期間について聞かれた場合、交際期間が半年以内など短すぎると、まだ同棲するには早いのではないかと反対されてしまう可能性があります。

    実家暮らしで普段の生活の様子が家族に知られているようなら嘘をつくべきではありませんが、一人暮らしで両親の目の届かない所で生活しているのであれば、交際期間は多少盛って伝えても問題ありません。

    たとえ交際期間が短かったとしても、友人としての期間が長かったなど、出会ってすぐに同棲を決めたわけではないことを伝えれば、了承してもらいやすくなります。

    職業を聞かれたら具体的に答える

    自分の子供が同棲するパートナーを連れてきた時にご両親が気になるのは、その人がどんな職業で生計を立てているのかです。たとえ同棲とはいえ、親としてはなるべく安定した職業に就いている人とお付き合いをしてもらいたいもの。

    ビジネスシーンではない個人的な挨拶の場で名刺を出すべきとは言いませんが、身元を明らかにした方が信用を得やすくなりますから、話のネタとして名刺を持参しても良いでしょう。

    具体的な仕事の内容についても、聞かれた時はきちんと答えましょう。職業に関しては嘘をつくべきではありません。嘘を伝えても後々結婚するという時にボロが出ますので、正直に答えておいた方が安心です。

    結婚するつもりがあるのか質問されたら

    ご両親に同棲すると伝えたら、まず心配されるのが結婚する気があるのかどうかです。もしかするとまだ二人の考えは具体的に結婚にまではたどり着いていないかもしれません。

    しかし同棲の挨拶をする場で、結婚するかどうかはまだわからないなどと言ってしまえば、まず反対されることでしょう。

    その場で婚約をするわけではないのですから、結婚を意識した上での同棲であると伝えておけば、ご両親はひとまず安心できます。同棲してみた結果合わなければ別れるのは個人の自由です。

    そもそも同棲を決める前に、女性はまず自分の彼氏に結婚の意思があるのかどうかを確かめておくことをおすすめします。

    生活費や家事の分担について聞かれたら

    世の親が切に願うのは、自分の子供の幸せです。何かを成し遂げるための試練ならまだしも、自分の子供にわざわざ無駄に苦しい思いをさせたいなんて、まともな親であれば考えません。

    なので同棲後の生活費や家事の分担について、どう計画しているのかご両親から聞かれることもあるでしょう。親は自分の子供が心ない人間に騙され搾取されないか、心配で仕方がないのです。

    生活設計については、両親に挨拶に行く前にきちんと二人の間でルールを決め、そのルールに則って生活を営んでいくつもりであることをご両親に伝えましょう。

    もしご両親から同棲を反対されそうな要素があるなら、具体的にどう安心させるかも事前に考えておいた方が良いでしょう。

    両親との会話で気をつけるべきポイント

    たとえ相手方のご両親が同棲に対して否定的でなく、フレンドリーに接してきてくれた場合でも、まだご両親とは信頼関係が築けているわけではありませんから、失礼のないよう気を付けなければなりません。特にありがちな注意点をまとめました。

    恋人を呼び捨てやあだ名で呼ばない

    会話の中でやってしまいがちなのが、相手方のご両親の前で恋人のことをあだ名や呼び捨てで呼んでしまうこと。二人でいる時はお互いに好きな呼び方をすれば良いと思いますが、ご両親の前では〇〇さんと、名前に敬称を付けて呼ぶようにしましょう。

    パートナーはあなたにとっては友人よりも親しい人物かもしれませんが、パートナーのご両親は赤の他人です。赤の他人の家族をその人の前で呼び捨てにすることは、失礼に当たる行為なのです。

    相手の両親をお父さん・お母さんと呼ばない

    まだ結婚が確定しているわけでもないのに、我が子の連れてきた相手からいきなり「お父さん」「お母さん」と呼ばれたら、ご両親は困惑します。まだ義理の親になっていないのに、と違和感を持たれてしまうでしょう。

    かといって「ご主人」や「奥様」という呼び方はビジネスライク過ぎて不適切です。同棲の挨拶の場で相手方のご両親を呼ぶ際は、「〇〇さんのお父様、お母様」と呼ぶようにしましょう。

    「同棲」という言葉を使わない

    この記事の中ではわかりやすいように同棲という言葉を使っていますが、実際のご両親との会話の中で同棲という言葉は使わない方が無難です。

    同棲という言葉をマイナスのイメージでとらえる方も中にはいるので、一緒に暮らすという表現を使うことをおすすめします。

    「同棲したいと思っている」よりも「一緒に暮らしたいと考えている」と伝えた方が、清潔感もありますし言葉の印象が和らぎます。

    自分の意見を一方的に押し付けない

    同棲の挨拶をする場は自分たちの意思を伝える場ではありますが、自分たちの考えばかりを話して相手の話を聞こうとしない態度はいただけません。わざわざ会う時間を作ってもらうのですから、向こうのご両親が何かを話そうとしたら、話をさえぎらずにきちんと聞きましょう。

    ご両親の意見に何か反論したくても、まずは最後まで話を聞くべきです。最後まで聞いた上で、それから自分たちの考えを伝えましょう。その時もご両親の意見を真っ向から否定せず、理解を示した上で自分の意見を伝えることが大切です。

    基本的な挨拶をしっかりする

    挨拶はマナーの基本です。どれだけしっかりとした考えを持っていたとしても、挨拶がおろそかな人間の話をまともに聞きたいとは思えなくなってしまいます。

    「お邪魔します。」「本日はお時間を作っていただいてありがとうございます。」などの挨拶がしっかりできれば、たとえ緊張で声が震えていたとしても印象は悪くありません。

    出されたお茶を飲む時は「いただきます。」、別れ際には「今後ともよろしくお願いします。」など、要所要所で挨拶を忘れないようにしましょう。

    挨拶してよかった!同棲カップルの成功体験


    実際に同棲前の挨拶をお互いのご両親に済ませたカップルの体験談をご紹介します。先輩たちの意見を聞けば、やはり挨拶はしておくべきだという気持ちにきっとなるはずです。

    気持ちよく新生活を始められる

    「彼に挨拶に来てもらったことで、後ろめたさもなく堂々と新生活を送る事ができています。きっと挨拶に来てもらえてなかったら、両親に対する罪悪感みたいなものがモヤモヤと残っていたと思います」(28歳女性・保育士)

    「同棲を始めたのは学生の頃だったので、お互いの両親ともに挨拶に行った。それからずっとお互いの家族との関係も良く、たまに行き来しながら仲良くできている。

    相手の親にも良くしてもらってるし、自然と結婚後のことも考えられる」(30歳女性・IT関係)

    挨拶に行ったことで、堂々と生活ができる、お互いの家族との関係が良くなった、などの意見がありました。

    せっかくの彼との新生活、こそこそしたり嘘をついたりしながらの暮らしは疲れてしまいます。きちんと挨拶することで両親に認めてもらい、気持ちよく同棲生活をスタートさせたいですね。

    親からの援助をもらうことができた

    「同棲した時、彼女の方がまだ若かったので彼女側の両親にだけ挨拶に行った。引っ越しの際まだ現役だった彼女の両親から、金銭面でいろいろと援助をしてもらい、正直とても助かった」(48歳男性・会社役員)

    「同棲し始めてから数か月して、彼が突然病気になり仕事ができない時期が続きました。その時に私の両親に話したら、生活費など親が負担してくれて乗り切る事ができました」(27歳女性・メーカー勤務)

    引っ越しの時に援助してもらえた、いざという時に相談できた……などの意見がとても多くありました。自分の子どもが困っていたら、何とかしてやりたいと思うのが親心。同棲前に挨拶しておくことで、いろいろな場面で助けてもらえることが増えるようです。

    「金銭面での援助をしてもらえた」という意見が多かったですが、中には「引っ越し先のトイレが壊れてしまい、水道屋さんである彼のお父さんが来て直してくれた」というエピソードもありました。DIYが苦手なカップルは、こういうお父さんがいると頼りになりますね!

    すんなりと結婚まで進むことができた

    「始めは同棲そのものを反対されていたけれど、彼に挨拶に来てもらい、両親にも認めてもらえた。結婚すると報告した時はすごく喜んでくれた」(25歳女性・営業事務)

    「同棲前にお互いの両親に紹介し合っていて、家族ぐるみで仲が良かったから、そのまま自然と結婚することになった。今でも関係は良好でお互いの実家を行き来している」(33歳男性・エンジニア)

    同棲する時点で挨拶をすることで、その後結婚に進むときにスムーズだった、という意見もありました。両親に挨拶する時に、「実はもう一緒に住んでいるんだけど……」なんて打ち明けて驚かせてしまわないよう、同棲すると決まった時点で挨拶しておきたいですね。

    これまで様々なシチュエーションをご紹介してきましたが、同棲を考えている相手との未来を「電話占い」で占うことで、挨拶の内容などもより具体的に考えやすくなるでしょう。

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    同棲について両親はどう思っている?

    たとえ礼儀正しく挨拶に伺ったとしても、同棲に反対するご両親が少なくないのは事実です。親世代は同棲に対して、どのような考えを持っているのでしょうか。

    自分の子供に不利益なことがないか心配

    日本で同棲という言葉が流行り出したのは、実は今から50年ほど前の1970年代のこと。現在70代の方が20代の頃に、同棲ブームという流行がありました。つまりご両親の年代でも、同棲という男女の付き合い方は決して異質なものではなかったのです。

    それなのになぜ同棲に反対するご両親がいるのかといえば、同棲生活の果てに失敗や苦労をした友人を見たり、自分自身が失敗したりした経験があるから。結婚という未来がない同棲生活の果てに、我が子が悲しむ姿を想像してしまうのです。

    だから我が子には、同棲という曖昧な関係で時間を消費するのではなく、きちんと結婚して幸せな家庭を築いてほしいというのが親心というもの。子供がかわいいからこそ、子供の意見を素直に受け入れられない気持ちがあるのです。

    同棲することが本当に必要なのかどうか不明

    結婚する前に一度同棲してみた方が良いという考え方を、ご両親が理解できない場合もあります。ご両親は夫婦として長い間共に過ごし、楽しいことも苦しいことも乗り越えてきた人たち。

    たった一年や二年一緒に暮らしたからといって、相手の全てが理解できるわけではないということを身をもって知っているのです。

    だからこそ同棲という関係でお茶を濁すぐらいなら、結婚した方がいいのではないかと考える場合もあります。

    結婚を前提とした同棲ならまだ許せる

    特に女性側のご両親が受け入れがたいのが、結婚という未来を見据えていない同棲です。正直社会的な縛りがない同棲という関係は、男性側にとって有利なもの。

    結婚という形で責任を取らずに済むのなら、大好きな彼女と一緒に暮らせて生活費が折半ならお金も節約できて、その生活に飽きたり心変わりしてしまったりしたら、離婚よりも気軽に別れることができます。

    反面女性の立場では、家事の負担が大きくなることもあれば、婚前に妊娠する可能性も増えますし、適齢期を過ぎても入籍してもらえず挙句の果てに別れを告げられたら、人生設計が狂ってしまう可能性があるのです。

    これから同棲したいと考える二人には、失敗に終わる未来なんて想像できないかもしれません。しかしご両親は良い方と悪い方、両方の未来を想像します。

    だからこそ結婚を見据えない同棲生活には、反対するご両親が多いのです。

    しかし同棲の挨拶は、この二人ならきっとやっていけると認めてもらうチャンスでもあります。お互いのご両親に快く認めてもらうために、しっかりと将来を考えて挨拶に伺えば、信頼してもらえるでしょう。

    まとめ

    同棲前の挨拶のポイントや成功体験など、参考になる意見があったのではないでしょうか。大好きな恋人との新生活は楽しみですが、両親への挨拶は緊張するしできれば省いてしまいたい第一の難関……とも言えますよね。

    けれど、誠意を持って挨拶に行くことで両親との関係が良くなったり、いざという時に助けてもらえたりと、その後の生活にプラスとなる要素がたくさんあります。

    今回の記事を参考に、両親への挨拶について、恋人と前向きに検討してみてくださいね。応援しています!

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