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離婚が子供の気持ちに与える影響とは。ストレス大?心のケア方法を年齢別に詳しく解説

    離婚したいけれど、子供の気持ちを考えたらなかなか踏み出せないと思っている方はいらっしゃいますか? 近年は片親が増えてきていますが、片親の子というのは同時に色々なリスクを背負うことになるのです。ストレスを抱くこともありますが、果たしてどういうものなのでしょうか。

    離婚が子供に与える影響は子供の年齢によって大きく変わってきます。離婚後の子供の心のケアを知ることで、あなたへの離婚も現実のものに近づくでしょう。

    今回は親が離婚した子どもたちの気持ちについて、どんな心境が発生しているのか詳しく紐解いて行こうと思います。

    親が離婚したら子供の戸籍はどうなる?

    兄弟 おんぶする子供

    子供の戸籍は離婚する前の戸籍のまま

    結婚をすると夫・妻のどちらかの戸籍に入り、同じ苗字を名乗ることになります。離婚をした場合は、結婚で戸籍に入った側の方がその戸籍から抜ける形になり、自分が結婚する前の戸籍に戻るか、もしくは自分で新しい戸籍を作ってその戸籍を使用する形になります。

    これはあくまでも「結婚によって名字が変わった女性・もしくは男性」が対象になり、結婚後に生まれた子供には関係のないことです。

    両親が離婚をした場合でも、子供は自分が生まれたときに入った戸籍から抜けることはありません。両親が離婚をする前に自分が入っている戸籍に残り続けることになります。

    子供の名字は同じ戸籍の親の名字になる

    結婚して女性が男性側の戸籍に入ると、その男性の名字を名乗ることになります。この夫婦に子供が生まれると、子供は父親である男性側の名字を名乗ることになります。

    この夫婦が離婚をして女性が夫側の戸籍から抜けても、名字が変わるのは戸籍を抜けた女性だけです。子供は父親の戸籍に残り、名字も父親の名字を名乗ることになります。

    たとえ親権が母親にあり、子供と一緒に住んで育てていくのが母親であっても、子供が父親側の戸籍に入っている場合は一緒に住んでいない父親の戸籍を名乗り、母親とは別の名字で一緒に住んで生活をする形になります。

    子供の名字を変更したいときは

    上記でもご説明しましたが、夫の戸籍に入って結婚生活をおくっていても、離婚をして夫の戸籍から抜け、結婚前の戸籍に戻る・もしくは自分で新たに戸籍を作った場合、子供自身は自分が生まれたときの戸籍に残ります。

    親権を持って一緒に生活するのが母親であったとしても、同じ苗字を名乗ることはできません。ですが、裁判所の許可を得られた場合は、変更することが可能です(民法791条1項 子の氏の変更)。

    子供がまだ15歳になっていない場合は、親権を持つ親が代理人となって家庭裁判所に申し立て、それが認められることで名字の変更をすることができます。

    また、子供が15歳以上になっている場合は、その子供自身が申立人となって家庭裁判所に申し立てを行い、それば認められることで親権を持つ母親と同じ苗字に変更をすることができます。

    ストレス大?離婚によって子供はストレスをどれほど感じるのか

    1.愚痴の聞き役・伝言役 子供の人格を忘れていませんか?

    子供だから良いだろう、子供だから意味がわからないだろうと、元夫に対しての不満や愚痴を子供にこぼしている母親は多いのです。

    私自身も離婚経験者です。愚痴はこぼしませんが父親との面会の時に「○○って言っておいて」と何度か子供に伝言役をお願いしてしまいました。

    その時はなにげなくお願いしてしまったのですが、子供がある程度大きくなって「いやだよ」と拒否されてはじめて、辛い役目を頼んでしまっていたんだと反省しました。

    2.お金がないストレス

    女性が社会に出て働く世の中でも、やはり男性と同じようには働けませんし収入も少なくなってしまいます。何より、両親が揃っているご家庭なら働き手が2人なのに対してひとり親家庭ではインカムは一人分しかありません。

    またうちの子供の話で恐縮ですが、修学旅行の積立も家計のことを気にして「行けなくてもいいんだよ」と言ってくれました。もちろん、積立はキチンとして修学旅行を楽しんでもらいましたが、そんなことまで子供は考えているのです。

    3.母親のストレスを感じ取る

    離婚の意味もわからない小さな乳児や幼児でも、母親が辛いと思っていたり、寂しいと思っていたりする気持ちを肌で理解します。一緒に暮らしているのですから、どんなにうまく隠しても子供に伝わってしまうと思いましょう。

    不安やイライラの増幅も。離婚が子供の気持ちに与える影響とは?

    1.子供が学校で孤立したりいじめっこになったり…

    最近はひとり親のご家庭も少なくありません。実際、私の子どものクラスでも小学生・中学生でもひとり親は2人~多い時は5人もいた時がありました。こういったことは、担任の先生も気をつけてくれていて、人数くらいは面談の時に情報を教えてくれるものです。

    珍しくないとは言え、子供も「何か言われたらどうしよう」という防御の気持ちが働きます。人付き合いを避けたり、逆に自分がいじめられないよういじめる立場になったりする子供もいました。

    2.ひとり親は寂しい?憎い?

    私は離婚経験者と言いましたが、私自身も親が離婚した子供という経験をしています。

    自分の場合は、母親が出ていって父親と祖母と暮らしていましたので、生活面では不自由はありませんでした。離婚は自分が小学校高学年、弟は小学校低学年の時の話です。

    私はそれまで父と母の喧嘩は見たことがありませんでしたが、原因は祖母と母の確執でしょう。しょっちゅう喧嘩をしていました。

    私は母が出ていった事で「喧嘩を見なくてよくなった」とホッとしたものです。冷たい女の子だったんですね。私だけ母からDVを受けていたのもありましたし、母がいないことよりも喧嘩を見るのが辛かったのもあります。

    しかし、弟は幼くあまり母親と関わって生活していませんでした。そのせいもあってか母に対して「家族を捨てた」「自分も捨てられた」という被害者意識が強く、大人になった今でも母親は許さないと言っています。

    きっと幼かったため、現実を理解しきれておらず母親に対してこうして欲しかったという願望があったのでしょう。それを受けられなかった寂しさの裏返しで恨んでしまったのでしょう。

    このように離婚した時の子供の年齢で、家庭の状況の把握度が違いストレスの感じ方も違うのです。

    3.必要以上に周りに気を使う

    クラスメートやはじめて会う人に対して、隠すわけではないけれど気を使われたくないから親が離婚した事は言わないという子供も多いです。自分を守りたいのか?と誤解されそうですが別に聞かれても良いと思っていても、それで同情されたりするのが嫌なのです。

    意外と子供でも親は親、自分は自分と思って割り切っています。小さいうちは寂しさや恨みの感情もあるでしょうが、成長するに従って現実問題としてお金が無いなどの方を気にするようになります。

    精神的にはひとり親も2人揃っている親も変わりありません。逆にうるさく言う親がひとりで良かったなーと思うくらいサバサバした子供もいます。

    とはいえ子供が両親の離婚に関してどのような感情を抱いているかは、1人1人によって違います。特にその子供から見て異性の親に問題があって離婚に至った場合、今は気にしていないように見えても、子供の将来の結婚観などに影響を与えることもあります。

    そうなると離婚理由などを正直に伝えて良いのかどうかも、親としては悩みどころですよね。そういった答えが見つかりにくい悩みを抱えている時には『電話占い』を利用してみてはいかがでしょうか。

    電話占いは恋愛の悩み以外にも、ライフスタイルの相談などができるので離婚に関する悩みも相談OK。子供にどのような接し方をすればいいのかなども相談できます。詳細は以下の記事にまとめてありますので、ぜひ確認してみてくださいね。

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    親が離婚した子供の気持ち

    両親の離婚が辛い

    親同士が不仲であっても、子供にとってはたった一人の血のつながった父親・母親です。両親が離婚をすると、親権を取得した親と一緒に生活をすることが多く、片方の親とは別々の環境で生活することになります。

    その環境を受け止めることができないと、心に痛みを抱えたまま生活をすることになります。

    離婚を嬉しく感じる

    親同士の中が悪く毎日喧嘩ばかりしている場合や、どちらかの暴力や暴言・子供への何らかの被害がある場合、両親の離婚で息苦しい毎日から抜け出すことができます。このような場合は、離婚して良かった・嬉しいと感じ、親の離婚を素直に受け入れることができます。

    罪悪感を感じる

    子供によっては、自分のせいで両親が離婚してしまったのではないかと罪悪感を感じることがあります。夫婦喧嘩をよく目撃しており、その原因が子育てだった・子供がどちらか一方の親の味方をさせられていた場合は、離婚を自分のせいだと思ってしまうことがあります。

    離婚してほしくない

    親同士が別々に暮らし、自分も片方の親と一緒に暮らせなくなることを知って、離婚をしてほしくないと思う子供もいます。

    友達には父親も母親もいるのに、親が離婚をすると片方の親しかいなくなってしまう。その状況を受け止められず、離婚してほしくないと考えます。

    不幸な境遇だと思う

    喧嘩ばかりしている親・一緒に生活していないなど、離婚はしていなくても普通の家庭とは違う状況で生活している場合は、離婚を「仕方ない」と感じて受け止めます。

    自分は周りの友達と比べると不幸な境遇に生まれてしまったと考え、離婚についても特に抵抗することなく、自分の中で消化します。

    子供がいる夫婦はどのタイミングで離婚すべきか

    男女の手 握手 子供の手

    まだ離婚の意味が分からない幼少期

    子供がまだ小さく、0歳~5歳くらいまでの間は「離婚」というものが何なのか理解することが難しいです。また、それまで一緒に生活していた親が片方いなくなり、一緒に生活できなくなったことに疑問や寂しさも感じます。

    ですが、このくらいの年齢であれば、まだ物事をしっかりと理解することができないため、離婚しやすいタイミングでもあります。

    子供が小学生・中学生の頃の離婚は注意が必要

    小学校低学年くらいの時期は、親が離婚することに寂しさを感じ、精神的に不安定になってしまうことがあります。また、高学年になると、早い子は思春期に差し掛かる時期でもあります。

    思春期の子供の心はとても繊細でデリケート。この時期の離婚は、子供の心に多く影響を与えてしまうことも考えられます。

    また、中学生はとても多感な年頃です。物事をネガティブに考えることも多く、本格的な思春期特有の傷つきやすさもあるため、離婚は控えた方が良い時期になります。

    高校生は親の事情も理解ができる

    高校生くらいの年齢になると、親の事情を理解できるようになります。「親は親・自分は自分」と割り切って考えることができる時期でもあります。

    感情的にならずに親の意見を聞くことができるので、離婚をしやすいタイミングだと言えます。

    心身ともに健やかに育って欲しい…心のケア方法を年齢別に解説!

    年齢別子供の心のケア1:0歳~1歳(乳児期)

    お母さんは、普段通りに過ごすように心がけましょう。イライラしたり、泣きわめいたり、離婚して情緒不安定になることもあるかも知れませんが、赤ちゃんの前では出来るだけ見せないようにしてください。

    離婚のダメージに加えて、いつもと違う様子の赤ちゃんのお世話がどうしても辛くて、子どもに当たってしまいそうなときは、家族や友人を頼ることも必要です。

    こんなに小さな赤ちゃんでも、本当はお父さんお母さん両方に自分のことを構って欲しいと求めていますから、赤ちゃんが寂しくないように、スキンシップや言葉で愛情をたくさん伝えてあげましょう。

    年齢別子供の心のケア2:1歳~2歳(よちよち歩き)

    よく泣くようになったり、酷くべったり甘えたり、お母さんが見えなくなることを不安がって後追いがひどくなったり。赤ちゃん返りをする子もいますから、怒らずに出来るだけ付き合ってあげましょう。お母さんはここにいるよ、と態度で教えてあげてください。

    ただし、その時に大切なのは、際限なく相手をするのではなく、ここまでという範囲や時間を決めて手を出したり構ったりすることです。

    自立心が芽生える年代ですから、やり過ぎては逆に悪影響になってしまいます。また、イライラして物に当たったり、逆に無気力になったりする子もいますが、ゆったりした気持ちで見守ってあげましょう。

    何をしても守られているし許されているという気持ちが、子どもを安心させます。おじいちゃんや親しい男の人と一緒に過ごすのも、気持ちの安定には効果的です。

    年齢別子供の心のケア3:3歳~5歳(幼児期)

    3~5歳ともなれば、両親が離れてしまったのは自分のせいだろうかと考えるようになります。自分がもっと良い子なら……とか、叱られたときに「パパいなくなっちゃえ!」と思ってしまったからかな、というふうに、自分を責めてしまうのです。

    また、お父さんから嫌われてしまうことを恐れて、悪夢を見たり、酷く攻撃的に怒りを剥き出したり、逆に怒りを内側に向けて塞ぎ込んだりします。

    子どもが自分を責めるような言動を見せたら、あなたは何も悪くないんだよ、と、繰り返し伝えてあげてください。怒ったり疑問に思ったりしていることは、みんなお母さんやお父さんにぶつけても大丈夫なんだと促してあげましょう。

    「お父さんは一緒には暮らせないけれど、お父さんだってあなたのことが大好きなんだ」と教えてあげて、可能ならば、お父さんから直接話しを聞かせてあげることも必要です。

    年齢別子供の心のケア4:6歳~8歳(小学校低学年)

    小学生になる頃には、子どもは「離婚」がどういうことかを理解し始めます。両親がお互いへの愛情を失ったと解釈し、もう一緒に生活しないのだということもわかっています。

    この年頃の子どもは、お父さんがいなくなったことに喪失感を感じ、「裏切られた」という気持ちを抱きます。お父さんから拒絶されたと思い、できれば、両親がまた一緒に暮らして欲しいと思う子が多いようです。

    もしも、子どもが身体的な不調を訴えたり、問題のある行動をとったりするようなことがあれば、その兆候に注意をして、未然に対策をできるのが最良です。

    しかし、なかなか難しいものですから、学校の先生には状況をきちんと伝えるべきですし、ためらわずにカウンセリングなどの専門機関を積極的に利用することも必要です。

    疲労やストレス、お金の問題などの愚痴を子どもにこぼしてはいませんか?子どもが不安に思わなくてすむように、お母さんの不安は、信頼できる家族や友人に相談するようにしましょう。

    そして、子ども自身のストレスや不安も、同じように、親や信頼できる大人に相談していいんだと促してあげてください。

    年齢別子供の心のケア5:9歳~10歳(小学校中学年)

    10歳をこえた頃から、子どもは「離婚」がどういうことか完全に理解している場合が多くなりますが、離婚を認めたがらないことがほとんどです。正義感や批判の気持ちが強くなる年頃ですから、離婚に対して厳しく批判したり、大変な怒りを見せたりすることも少なくありません。

    子どもと向き合う時間を作りましょう。離婚のことについてどう感じているのか、しっかりと話し合ってください。子ども自身、自分の感情や衝動に困惑していることがありますから、感情をコントロールする方法を模索し、手を引いてあげてください。

    もしも、話し合うことが難しければ、信頼できる友人や家族、学校の先生やカウンセラーなどと話ができるように、子どもを促し、機会をつくってあげるべきです。

    年齢別子供の心のケア6:11歳~12歳(小学校高学年)

    反抗期特有の行動がより加速して、問題行動を起こす可能性もあります。逆に、自分が優れた人間になれば両親がやり直してくれるかもしれないと信じて、非常に優等生的な行動をとるようになる子もいます。

    家庭では、出来るだけこれまで通りの生活を心がける方が良いです。子どもに依存したり、いなくなった配偶者の身代わりのように扱ったりしてしまわないように気を付けましょう。

    子どもに対して腫れ物に触るようにするのではなく、家庭環境は変わっても、両親には敬意を払うことが必要だし、学校や社会のルールは守らなくてはならないと諭すことを忘れないでください。

    年齢別子供の心のケア7:生徒期(中学生)

    中学生になると、大人の事情というのも理解してきます。でも、そこはやはり子供ならではの幼い解釈が入ってしまいます。

    中学生の頃に反抗期を迎えるお子さんも多いですね。とにかく尖ってカリカリとしていて、ぶっきらぼうな態度しか取らない子供に「うちがひとり親だから?」焦ってしまうこともあるでしょう。

    でも、それは2人揃っていても同じです。気にすることはありません。このくらいの年頃のお子さんに気をつけることは「離婚に対しても正直に打ち明ける」ことです。

    嘘をついてしまうと「やっぱり大人は信用できない」とずっと思わせてしまいます。子供が成長していくことを受け止めて、信用してあげているという態度を見せましょう。ただし、あまり生々しい大人の事情はオブラートに包んでソフトに伝える必要はあります。

    年齢別子供の心のケア8:青年期(高校生以降)

    高校生くらいになると、特に女の子は母親の気持ちが理解できるようになります。中には子供の方から母親に対して離婚をすすめるという話もよく聞きます。男の子の場合は、女の子よりも少し精神的な発育も遅れがちですので、親の気持ちをまだ理解しきれない子供も多いでしょう。

    子供の心の成熟度に応じた対応を心がけましょう。できるだけショックを与えないよう、親の愛情をかけてあげてください。

    離婚後の慰謝料や養育費は?再婚はすべき?

     離婚に関する慰謝料の相場

    夫婦どちらかの過失で離婚に至った場合は慰謝料が発生します。相手の過失の重要度や年収などでも変わってきますが、その相場は200万円から300万円と言われます。

    もし専業主婦をしていた妻が夫に浮気をされて離婚するとなると、200万円~300万円の慰謝料では1年ほどの生活費にしかならないので、ほとんどの場合職に就くことが必要になります。

    ただ職歴が少ない上に子供が幼ければ急な欠勤が必要な時もあって正規雇用されるのも難しく、シングルマザー世帯の実に6割は貧困状態と言われるのが現状です。

    養育費の相場は?

    たとえ離婚して親権を失ったとしても、子供の育成に関する費用、つまり養育費を子供に対して払わなければならないという義務があります。養育費を受け取る権利は元配偶者のものではなく、子供の権利です。

    養育費は親の年収や子供の人数、年齢に応じた計算式が適用され、機械的に算定することができます。たとえば夫の年収が500万円、妻の年収が100万円で妻が養育費を受け取る場合は、養育費は毎月4万円~6万円の範囲で取り決めることとなります。

    しかし養育費を取り決め通りに受け取るための規制はなく、離婚後に8割ほどが不払いになっているというデータもあります。

    再婚はするべきかどうか

    離婚した人の中には経済的な苦しさを理由に再婚を望む人も少なくありません。しかし安易な再婚は子供にとってプラスになるとは限りません。

    最も心配されるのが再婚相手による子供への虐待です。虐待を受けた子供は大人になってもトラウマを抱えて生きていくことになることが多いのです。

    子連れ再婚は自分と再婚相手の相性以上に、子供と再婚相手の相性が重要です。子供にとって素敵な親になってくれる人かどうかを見極めて、再婚に踏み切るようにしましょう。

    離婚した父親の気持ち

    男性と子供の手

    子供と生活できずに寂しい

    離婚をすると、多くの場合母親が親権を取得します。そうすると、母親と子供が一緒に生活をすることになり、父親とは決められた時しか会えないことも多いです。

    また、親権を持つ母親がなかなか面会を了承しない場合は特に、会う頻度が少なくなって寂しさを感じることも多くなります。

    申し訳ない

    子供の母親と離婚をして一緒に生活できなくなったことを、申し訳なく感じる父親も多くいます。ほかの家庭とは違う環境で生活させることになってしまい、後ろめたい気持ちや申し訳なさを抱えています。

    ごく普通の家庭を築けなかった不甲斐なさも感じ、子供に不自由な思いをさせてしまっていることに胸が痛むのです。

    幸せに暮らしてほしい

    一緒に生活することができなくなったとしても、子供の幸せは心の中で願っています。父親として一緒の家に住めなくても、別の場所から子供の成長を願い、父親としてできることをしてあげたい・幸せな生活をしてほしいと考えています。

    離婚は子供に悪影響。では仮面夫婦は?

    仮面夫婦でいることのメリット・デメリット

    夫婦としての愛情などが無くなっても、子供のために仮面夫婦として過ごしていく夫婦もいます。仮面夫婦として生活していくメリットは、住む場所や家庭の経済状態、もしくは名前など、子供を取り巻く物質的な環境が変わりにくいことです。

    しかし夫婦間に愛情が無ければ、その事実を隠していたとしても子供は敏感に感じ取るでしょう。両親の夫婦としての在り方をどう受け止めるかはその子によって変わってきますが、ギスギスした空気が流れてしまうと居づらい家庭になってしまうというデメリットがあります。

    両親が仮面夫婦であることが子供に与える影響

    仮面夫婦である両親の元で育った子供でも、一概にこう育つと言えるものではありません。実際女性が社会進出する以前のひと昔前の家庭では、相手に問題があっても生活のために離婚できないということは珍しいことではありませんでした。

    しかし両親が心から愛し合っている家庭と比べれば、子供に与える影響は少なからずあるでしょう。子供の結婚観や理想の家庭像が歪んだり、両親に対する感情が複雑化していく可能性もないとは言えません。

    仮面夫婦として夫婦関係を継続するなら相応の覚悟が必要

    仮面夫婦として今の生活を続けていくつもりなら、子供の前では配偶者にも以前と同じ態度で接していかなければなりません。家庭内に不穏な空気を蔓延させないためにも、相応の覚悟が必要です。

    冷え切った家庭では、子供は必要以上に親の顔色をうかがい生きていかなければならなくなります。子供が大きくなってからも、離婚しなかった理由を子供に押し付けてはいけません。

    仮面夫婦でいるという選択は自分自身による選択だということを忘れないようにしなければならないのです。

    子どものケアは旦那と一緒にやるべき?

    子供のケアはなるべく旦那と協力する

    親の離婚は、親が思っている以上に子供は傷ついており、精神的にショックを受けています。傷が深くならないうちに、早めにケアしていくことが大切です。

    夫婦関係が冷めてしまっているからとはいえ、子供のケアをするときにどちらかの悪口を言ってしまったりしないように。余計に傷ついてしまうからです。

    夫婦関係が悪く、会いたくないと思っていても、子供のためにしっかりと2人で向き合うこと。どんなに2人の関係が悪くても、こどもにとっては父親、母親なんです。そのことは決して忘れてはいけません。

    子供の前では、仲の良い夫婦を演じてあげましょう。それが例え演技であったとしても、両親の仲良しな姿を見ると、子供は気持ち的にも安心して傷も癒されていきます。どちらか片方だけがケアするのではなく、夫婦で協力するということを忘れずに。

    両親それぞれのふれあいを持たせる

    シンママや、親権が向こうにある場合、どちらにおいても面会交流では両親それぞれのふれあいを持たせるようにしましょう。子供が面会に行くときは、笑顔で送り出してあげること。

    ちょっとでも嫌そうな顔をしたり、行ってほしくないということを言ったりしてしまうと、子供は面会ではその言葉が引っ掛かってしまい、楽しく過ごすことが出来なくなってしまいます。

    両親の触れ合いは、笑顔で「楽しんでおいでね」と言ってあげましょう。それだけでも、子供は嬉しく感じ、それぞれの親と触れ合えることに幸せを感じます。元パートナーに不安を感じていても、面会の時は、心のケアをしてくれていると信じましょう。

    また、子供の運動会などの行事には、2人で積極的に参加すること。参加しなくなると、やっぱり寂しいし、周りの友達の両親を見ては、ショックを受けてしまいます。行事事にはしっかり参加し、応援してあげることで、傷も癒されていくでしょう。

    再婚の場合のさらなるケア

    再婚するとなると、さらに子供を複雑なきもちにさせてしまうことがあります。急に父親が変わるとなると、気持ちが追い付かなかったり、嫉妬してしまったり、様々な不安から精神的に辛く落ち込んでしまうでしょう。

    新しい父親と早く打ち解けてほしいからと、「仲良くして」「元父親のことは忘れなさい」なんて風に言ってしまうのは絶対にNG。こういう風に言ってしまうと、ますます気持ちが追い付かなくなってしまいます。

    再婚相手の事よりも、しっかりと子供のことを考えてあげること。再婚は焦らないように。子供と十分に話し合いを重ね、無理なく自然な気持ちで再婚相手を迎え入れてくれるようになるまで待ちましょう。

    離婚したショックと、再婚するという複雑な気持ちは、親が思っている以上にダメージを受けています。中には再婚を喜んでくれる子供もいますが、無理して喜んでいる場合もあるので、どちらにせよケアすることは大切です。

    自分自身は再婚を望んでいるけれど、子供が再婚を考えている相手を受け入れてくれないという悩みを抱える方は少なくありません。そういった時に相談相手がいると、心強いですよね。

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    まとめ

    私自身の体験談から言うと、親が離婚する時期は大切だと感じています。どうしても離婚しなければいけないのであれば、離婚後は子供のことを一番に考えてあげてください。

    親に対して寂しい子供は、友達とのふれあいや動物に対するふれあいでその寂しさを埋めることが出来るでしょう。

    両親が離婚した後、親しい友だちと別れるようなことは避けてあげてください。できれば、同じ学校に通わせてあげるか、引っ越しするなら入学シーズンに紛れて「あの子なんで引っ越してきたの?」と、クラスでの話題にならないよう気をつけてあげると良いですね。

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