【何も考えずに作ってた?】七夕飾りに隠された意味や由来☆

七夕飾りにはそれぞれに深い意味があるのをご存知でしょうか?なんとなく作っていた七夕飾りでも、その意味や由来を知ることでよりロマンティックに、より楽しむことが出来ることでしょう。

ここではそんな七夕飾りに込められた意味や由来、意外と知られていない野菜をお供えする理由やイベント後の飾り達の処分方法など、七夕をより楽しめる知識をご紹介していきたいと思います。

七夕飾りにはそれぞれこんな意味があった!

短冊

七夕の日に願いを込める『短冊』。短冊に願いを書いて笹の葉に飾るという現代の風習の始まりには、中国の乞巧奠(きこうでん)という昔からの行事が関係しているのです。中国では女性が手芸や裁縫の上達を願い、7月7日に糸や布などをお供えするという風習がありました。

しかし昔は糸や布は高価なものだったため、代わりに紙に願いをかくようになり現代の短冊が生まれたのです。その短冊に使われる色は主に5色で、それぞれ意味を持った色なのです。下記にその色が持つ意味をまとめました。

  • 青=『木』……徳を積む・人間力の向上
  • 赤=『火』……父母や先祖への感謝の気持ち
  • 黄=『土』……信頼・知人・友人を大切にする
  • 白=『金』……約束事・決まりを守る
  • 紫=『水』……学業の向上

これらは自然の特徴を表す五行説の色にあてはめられ考えられたものです。色の持つ自然の意味「木・火・土・金・水」には、五徳「仁・礼・信・義・智」という人間が真面目に生きてい行くための心構えの意味も込められています。

青は「礼」を表し、周囲への感謝の忘れず自分の人間力を高めようという意味があります。赤は「仁」を表し、親や先祖への感謝の気持ちを表す意味があります。黄は「信」を表し、人を信じ友情を大切にする意味があります。

白は「義」を表し、決まり事を守り潔白でいること意味します。紫は「智」を表し、学業の向上に努めることを意味します。これらを踏まえて、短冊に願いをかく際には自分の願いに近い色の短冊を選んで書くと、叶いやすいと言われているのです。

紙衣(かみごろも)

着物のような形をした『紙衣』。これは棚機女(たなばたつめ)という、神に捧げる布を穢れを知らない女性が棚造り小屋にこもって織る習慣があり、その布で織った衣を表しています。裁縫が上達するようにと願いを込めてつくられたのが始まりだそうです。

現代の紙衣の意味としては、着るものに困らないようにという意味を込め飾られています。七夕竹の一番先端に吊るし、子どもが健康に育つようにと代わりの役目も果たすとも言われています。

吹流し

様々な色がなびく様が美しい「吹流し」。これは織姫が織物をする際に使った糸を表しています。織物が上達するようにと願いを込めて飾られたのが始まりだと言われています。現代では織物のように技術の上達を願って飾ったり、吹流しの様子を糸に表したことから、糸のように長く生きられますようにと願いを込めて飾られます。

吹流しの上にくす玉がついたものもあります。この色にも五行説に使われている5色の色を用いられることがあります。

千羽鶴

病気やけがの回復を願って折られる「千羽鶴」。この始まりは江戸時代に庶民の間で折り鶴を折るのが流行ったことが始まりだと言われています。「鶴は千年亀は万年」と言われるように鶴は長寿の鳥の象徴と考えられ、長寿を願いながら千羽の鶴を折ると願いが叶うとされています。

七夕でも健康や病気の回復などを願われ飾られているのです。千羽鶴に使われる色ですが、特に決まりはないそうです。ただ、願い事という前向きな意味を持ってつくられるものなので、黒や白、灰色などといった暗めの色は避けた方がよいでしょう。

投網(とあみ)

ユラユラと揺れる網目模様が綺麗な七夕飾り「投網」。織姫と彦星の間に流れる天の川を表しているとも言われる飾りとして認識されている方が多いのですが、これは魚を捕るための網の意味を持っています。

これは、大漁・豊作の願いがこめられつくられた飾りです。現代では、食べ物に困らないようにという願いを込めたり、網で幸せを掴みとれるようにという願いも込められ飾られています。

屑籠(くずかご)

七夕飾りとしてあまり知られていないのが「屑籠」。これは七夕飾りをつくった際に出る、いらなくなった紙切れなどを入れて飾るものとされています。これには、ものを粗末にしないようにしたり、整理整頓が上手に出来るようにという願いが込められています。

倹約という意味も込められているので、浪費癖を直したい、節約を成功させたいという時などに願い込めて飾るのもいいですね。

巾着(きんちゃく)

昔のお財布を表している飾りの「巾着」。お金を意味し、豊かな生活を願いながら節約・貯蓄の心を養うために飾られています。飾りにひもを付けることで、巾着の口を締めて無駄遣いをなくすという願いも込められています。

現代では、お金が貯まるだけでなく商売繁盛を願い飾られることもあるようです。金運の向上を願う方は、是非ひも付きの巾着を飾ってみて下さい。

知ってた?七夕に野菜を供える理由♪

天帝様へのお供え物

七夕の物語で有名な織姫様のお父さんが天帝(てんてい)様で、天帝様は天と水・織姫様は織物の神様とされています。この2人の神様に7月7日の七夕の日に、その時期にできる初物をお供えすると、その年の豊作や織物をはじめとする習い事が上達すると言われています。

七夕の時期の初物と言えば夏野菜になるので、ナスやキュウリなどが代表的です。ただし、土地柄によってもその時期の初物は違ってくるので、地域によって七夕にお供えする野菜は違ってくるそうです。l

その土地で採れたその時期に最も美味しい初物をお供えして、豊作や芸事の上達を願いましょう。

お盆の始まり

もう一つの言い伝えとしてお盆の始まりとして野菜をお供えされるという説もあります。これは昔、お盆の始まりが7月15日であったため、七夕とお盆の時期が近いことから七夕をお祝いしながらお盆を迎える風習があったそうです。

お盆の際には亡くなった方をキュウリの馬に乗せて出迎え、ナスのウシに乗せて送る風習があるので、七夕の時期からナスとキュウリをお供えしたと言われています。

しかし現代のお盆の始まりは8月15日前後なので、七夕との関連性が薄れてきたとも言えます。これらの名残が現代にも残っていることから、野菜がお供えされているようです。

お供えしたものはありがたくいただきましょう

一度お供えしたキュウリやナスなどの野菜ですが、神様の食べ残しとして考えられています。よって、神様が口にしたものとして神様の力が宿っているのです。七夕の際には願い事をしながらそのお供えした野菜などをありがたくいただきましょう

意外と悩む!七夕飾りを処分する方法

神社でお焚き上げをしてもらいましょう

七夕飾りはお祭りごとの飾りなので、普通に捨ててしまうのは気が引けますよね。そんな時は神社に行ってお焚き上げをしてもらうと良いでしょう。昔から煙は天に昇っていくと考えられているので、七夕の願い事も天に願いが届くようにとお焚き上げをしてくれる神社も多いようです。

少量であればきちんとお焚き上げをしてくれる神社も多いようなので、近くの神社に確認してお願いしてみて下さい。

地域の「七夕送り」や「どんど焼き」を利用しましょう

昔の風習では七夕飾りは水に流すと天の川を通じて天帝様に届き願いが叶うと言われ、七夕が終わると飾り達を川などに流していたそうです。しかし最近では川を汚してしまうという懸念から、一般的にはしなくなりました。

しかし、その風習を現代でも受け継いでいる地域もあります。住んでいる地域などを確認し、七夕飾りの七夕送りを行っているかどうかを確認してみると良いでしょう。中々経験できないことなので、七夕を心から信じる子どもにとっても印象深い経験になるはずです。

また、年初めの寒い時期に行われるどんど焼きといったように、笹や七夕飾りを集めて焼却してくれる地域もあるようです。

中には、七夕の後に飾りなどをまとめて回収してくれる自治体もあるようなので、自分での処分に困った場合は一度自分が住んでいる地域を確認してみることをおすすめします。

白い紙に包んで可燃ごみに出しましょう

昔から白い紙は神をも超えるといわれる程清める効果があると言われています。そんな白い紙に包んで七夕飾りを捨てれば、浄化され願い事が叶うとされています。神社でお焚き上げのお願いが出来ない場合や、地域で七夕送りやどんど焼きがない場合には、こちらの方法で七夕飾りを処分するようにしましょう。

大切な願い事をした七夕飾り達を普通に捨ててしまうのは何となく気が引けますよね。でも手軽に片づけたいという際には是非白い紙を活用してみて下さいね!

七夕飾りは一夜限り!

街中に飾られる七夕飾りをみて「自分もそろそろ飾らなきゃ!」と焦る方も多いともいますが、決して遅くはありませんよ☆本来七夕飾りは一夜限りのものとされているのです。なので、七夕の前日に飾り、七夕が終わったらその日のうちに片づけるのが良いでしょう。

具体的に言えば、七夕前日の7月6日の夕方に笹の葉や七夕飾りを飾り、7月7日には七夕飾りを片付けるのが理想なのです。涼しげな笹の葉や七夕飾りをしばらく眺めていたい気持ちにはなりますが、願いをかなえるために一夜限りの七夕飾りを心がけてみて下さい☆

まとめ

いかがでしたでしょうか?なんとなく飾っていた七夕飾りですが、それぞれに深い意味を持っていたのですね。

願い事は人それぞれであります。その願い事を叶えるためにも、今回ご紹介した七夕飾りの意味やお供え物、処分方法などを参考にしていただき、よりロマンティックで素敵な七夕を過ごしていただきたいと思います。

目に見えないものを信じることもまた、あなたの心を成長させてくれることでしょう。

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