女性が一人で生きていくために必要なことや方法は?貯金はいくら?仕事や資格は?

    突然ですが、皆さんは日本人の平均寿命ってご存知でしょうか?

    平成27年度においては男性が80.79歳(前年80.50歳)、女性が87.05歳(同86.83歳)と世界でもトップの長寿国なんですよ。

    さらにこれを見ると日本女性は男性よりも7年も長生きなんですね。その反面、ニュースなどでも取り上げられている少子化問題。

    この原因は色々言われていますが、そのひとつとして女性の晩婚化及び未婚率が高まっているのが理由ともいわれています。

    女性の未婚率に関して言えば「20~24歳90.9%」「25~29歳61.0%」「30~34歳33.7%」「35~39歳23.7%」(2015年版少子化社会対策白書)となっており、30歳以上の女性の3,4人にひとりは未婚という結果が出ています。

    参考までに1950年の統計では「20~24歳55.2%」「25~29歳15.2%」「30~34歳5.7%」「35~39歳3.0%」となっているので、いかに未婚率が高くなっているかがお分かりいただけるかと思います。

    ただ最近では大きな災害の影響で人と人との絆が見直され、進む一方であった未婚率はここにきて少し緩和されてきたといわれてはいますが、依然として未婚の女性いわゆる「ひとりで生きている女性」が多いことには違いありません。

    未婚の女性が多くなったのにはどんな理由があるの?

    いわゆる結婚適齢期と呼ばれている年齢に結婚する女性が少なくなっているといわれているのには、どんな理由があるのでしょうか?

    働く女性が多くなったこと。

    まず、正規非正規にかかわらず社会に出て働く女性が増えたことが第一の要因といえます。統計で見れば2013年の女性の雇用者数は、 1985年から約1.6倍に増加しています。

    何らかの職業を持ち、自分の生活は自分で支えていける女性が増えたことでいわゆる結婚適齢期という概念があまり重要視されなくなってきたためとも考えられます。

    女性が活躍できる仕事の場が増えたこと。

    働く女性が増えたというのは、その分女性が活躍する職業が増えているということでもあります。

    多くの企業では女性の視点を生かしたサービスや商品開発をおこなう部署をつくったり、女性に特化した活躍の場を創り出しています。

    それなりの成果を上げていることからこの傾向はますます増えていくでしょう。

    さらには、美容師、エステシャン、ヘアメイクアーチスト、ネイリスト、デザイナー、コーディネーターなどさまざまな分野の専門職が増えておりその活躍の場が広がっているのも背景にあると考えられます。

    女性でなくてはならない場が増えているということは、女性が社会にとどまる機会も増えているということでです。

    自分らしさを求めるライフスタイルを追求する女性が増えたこと。

    社会に出て活躍する女性が増えるということは、自立した女性が多くなるということでもあります。

    そうするとおのずと自分たちの親の時代にいわれていた結婚観「女性は男性に養ってもらい、子育てをしながら家庭を守る」という価値観は支持されなくなっていきます。

    もちろん恋人やパートナーはいた方がいいと思うけれど、そのために自分のライフスタイルを崩してまでも付き合ったり、結婚することは自分にとって必要なのかという問いにあえてひとりを選んでいる女性が多いのも事実です。

    その場合は自分ひとりのライフスタイルへのこだわりが強まっていきますし、その為の消費、投資は惜しまないという新しい価値観のもとで生きていきたいとおもう女性が増えているのが現状ではないでしょうか。

    例えば「おひとり様」という言葉がこれらの価値観を如実に表しているといっても過言ではないでしょう。

    「ひとりで生きていく」その決意の裏で考えなくてはいけないこと。

     

    ひとりということはどういうことかを考えてみよう。

    やりがいのある仕事をしながら、自分らしいライフスタイルを貫きたい!そう決心した場合、この先どんなことを考えて準備していかなくてはいけないでしょうか?

    30代、正社員、賃貸マンションにひとりで住んでいる女性をモデルケースにして考えてみましょう。

    まず、住むところ。

    ひとりで生きていくためには、まず住処の確保が必要です。その場合、賃貸か持ち家かという選択肢に迫られます。

    例えば定年まで今務めている会社で働くと決心している場合は、その間は家賃を払っていけるので当面の心配はありません。

    しかし、定年を迎えた後に、同じ場所で同じ家賃を払い続けながら生活していけるかどうかというのは先行きが不明だといえます。

    また、約30年以上住み続けられる賃貸マンションがあるということは考えられないので、どこかのタイミングで引っ越しということもあるかもしれません。

    賃貸で住み続けるにはその部分を考慮しておく必要があります。

    一方で、定年まで30年近くあると考えた場合は自分の家として購入することを考えられる方もいます。

    家賃で払っていた分をローンとして支払い続ける。定年後には自分のものになりますので、維持費はかかってきますがその点は安心だといえます。

    ただし、最初のうちはまとまった費用が掛かるのでそのために貯金をしたり節約していく必要が生じる場合もありますのでよく考えて決められた方がいいかと思います。

    次に、生活を維持するために必要なお金のこと。

    住むところの確保と同様に重要なのはやはり生活していくためのお金のことです。

    先ほど日本人の平均寿命は87歳とお話ししましたが、その計算で行くと定年後約30年生きている計算になります。

    その間の生活費は自分にかかってきますのであらかじめある程度の貯金が必要になってくるでしょう。

    もちろん日本には年金制度がありますので、ある程度はそちらを見込むとしても現役時代の約60%くらいの生活費を試算しておくとよいかもしれません。また、住まいを賃貸で過ごす場合は家賃を見込んだ試算が必要になってきます。

    体調管理はどうするか。

    平均寿命が87歳と伸びているとはいえ、自分だけが頼りの体ですので健康でなくてはなりません。

    若いうちは多少無理がきくものの年齢とともに体調に変化が出てきます。日頃から、体形の維持及び体調管理のための運動などを心がけ習慣化していくといいかもしれません。

    親や家族はどうするか。

    ひとりで生きていくと決めたとはいえ、ご自分の親や面倒を見なくてはならない家族がいる場合はその点も考慮しなくてはなりません。

    すでに、親と同居している場合は住まいの問題はあまり重要ではないかもしれませんが、その分介護などが必要になった場合はどうするかなどを考えておく必要があります。

    老後のことはどうするか。

    ある程度ひとりで生きていく環境づくりにめどが立ったとします。そうした場合、次に考えたほうが良いのが「あらかじめ何かやりがいをみつけておく」ということです。

    男性に多いという定年後、仕事一時だった方が会社に行くこともなくなったため、ふさぎ込み、家に引きこもってしまうという「老後うつ」の状態、その原因は、会社という社会にしか自分の居場所がなかったため、それがなくなると行き場所がなくなると思ってしまったために起こるもの。

    そうならないためには、3つくらいのコミュニティを見つけておくといいようです。例えば趣味のサークル、スポーツクラブ、カルチャーセンターというものでもいいですし、友達同士の食べ歩きや旅行の会などでもいいと思います。

    いざという時、役に立つ資格は?

    女性がひとりで生きていくために必要なことをいろいろ見てきました。
    でも、不安定な社会情勢の中でずっとこの今の仕事を続けていけるか、会社に勤め続けることができるかという保証はありませんし、転職しなければならなくなるかもしれません。

    そんな時に、役に立つ資格をとっておくということも備えとしては必要かもしれません。仕事をつづけながら学校に通うというのは大変ですが、別のコミュニティを持つチャンスでもあり別の世界が開けるチャンスかもしれません。

    資格は更新業務が必要なものもありますが、一度取得すればずっと有効ですのでいざという時に心強いですよね。

    需要が高いのはやはり人に接する仕事のための資格です。特に需要が高いのが医療、介護系です。医療事務や介護初任者、介護事務、薬局などの登録販売者、調剤薬局事務などの資格はある一定期間履修すれば取得することができます。

    より本格的な資格を取りゆくゆくは独立することも考えられる資格を取得したいという場合には、税理士、公認会計士、MBA、簿記1級、社会保険労務士、司法書士・行政書士宅地建物取引主任者などがあります。

    さらに転職も見込む場合であれば資格ではありませんがTOEIC800点以上を取り外資系企業への転職という方法もあります。

    まとめ

    ひとりだけどひとりじゃない環境づくりが重要です。

    女性がひとりで生きていくために必要な色々なことを見てきました。文章に表すと結構大変だなあと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところ多くの女性がすでにそういう生き方をされています。自分の人生に責任を持ち自立して生きている女性は、自信にあふれていきいきとしています。

    でも、彼女達が口をそろえて言う「ひとりで生きていくために本当に必要なものベスト1」はなんだと思いますか?実は「友逹」なんだそうです。特に女性は共感という感性を大切にする生き物といわれています。共感はひとりではできませんよね。

    ですから、その感情を満足させるためには友達が何よりも必要なんですね。人生を満足しながら生きていくには友達の存在は欠かすことができないのです。

    そのことは、先ほど説明した3つ以上のコミュニティを持っていることが大切だというこということにもつながります。やはり生きていくためにはお金や家などよりもまずは「人とのつながり」なくしては成立しないようです。

    ひとりで生きていくには環境づくりと同じくらい、ひとりではないつながりを大切にしなければいけないということかもしれませんね。

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