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【桔梗(キキョウ)の花言葉】色別や種類別の意味を紹介。由来から名言、誕生花も

    古くから日本では親しまれていて、ガーデニングなどでも楽しめる桔梗。古くは万葉集にその名が現れ、鎌倉時代から武士たちの家紋などにも使われている花である桔梗の花言葉を知っていますか?

    実は「変わらぬ愛」や「誠実」などといった純粋な愛に関する言葉が花言葉に使われている花です。しかし、この花言葉の裏には実は切ない女性の話が隠されていたんです。

    また桔梗は花の紫や白といった色によってもそれぞれ花言葉は違うんですよ。そこでキキョウの花言葉についてまとめてみました。

    桔梗の花の名前の由来は?


    桔梗の花は、どうして「キキョウ」という名前が付いたのでしょう。実は、その歴史は遠い昔の中国から始まったのです。由来について、詳しく見てみましょう。

    桔梗の花の語源は「キチコウ」から

    桔梗という花の漢字の読みが、本来は中国でキチコウと読ばれていたものがそこから変化してキキョウになったと言われています。古い時代では朝顔とも呼ばれていたと言います。花の見た目も星形に花が開くところが朝顔によく似ていますね。

    また、古い時代に桔梗の花をお供物として神様や仏様に捧げ、吉凶を占ったりしていたそうで、その時の「吉凶」、キッキョウの発音が「桔梗」になって名前になったとも一説では言われています。

    ちなみに、英語でキキョウはバルーンフラワーと言います。まだ花開く前のつぼみの状態が膨らんだ風船に似ていることから英語名はバルーンフラワーなのです。つぼみの写真を見ると本当に風船が膨らんだようになっていて納得、といった感じですよね。

    このつぼみの時に花びらを開くと中から水が出てきます。ちなみに「コマチキキョウ」という種はその膨らんだ状態のまま花を咲かせます。太陽光が当たると向こうが透けて見えるほど透明感のある花です。

    「秋の七草」としての桔梗

    桔梗は旬が夏から秋にかけての花です。花が咲くのは6月から9月にかけてです。桔梗は秋の七草の一種でもあります。女郎花、尾花、撫子、藤袴、葛、萩と並んでその一つに数えられています。

    これは、「万葉集」で山上憶良が詠んだ2首が秋の七草に数えられたことが由来とされています。その部分を見てみましょう。

    秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

    萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花

    この最後の「朝貌の花」が桔梗ではないかと言われていて、秋の七草に入っているのです。朝貌の花は朝顔や、木槿、桔梗、昼顔などいろいろな説がありますが、桔梗とする説が最も有力と言われています。ちなみに秋の七草は食用でなく観賞用のものです。

    「春の七草」としての桔梗

    桔梗は「秋の七草」であって、春の七草ではありません。春の七草は、年の初めに出した芽を摘む「若芽摘み」と呼ばれる古の風習が由来するものです。

    それらは、中国で七種菜羹と呼ばれる「七つの野菜の汁物」にちなんで、日本でも1月7日に食される七草粥の具材になったといういわれがあります。

    春の七草が食用になるのに対し、秋の七草は季節を愛でる観賞用として知られています。

    桔梗の花言葉は?またその歴史は?


    桔梗の花言葉は、美しく可憐な女性を連想させるものが多いです。そこには、遠い昔の恋物語が関係しています。歴史を知ると、さらにこの花をいとおしく感じるはずです。

    好きな人を待ち続ける女性が原点?

    花言葉は「永遠の愛」「誠実」「清楚」「従順」など、桔梗の花言葉には他にも「気品」や「変わらぬ愛」「変わらぬ心」や「優しい愛情」などもあります。

    この花言葉の由来には、桔梗の花が若い娘が恋人をひたすら待ち続けた姿の象徴であるところからこれらの花言葉がついたと言われています。

    昔は好きな恋人や夫がいくさに行っていつ帰ってくるかわからない、けれども無事を祈り、その人だけをずっと永遠に待ち続けるという一途でひたむきで切ない女性を表した花言葉なんです。純愛とも言えますが、とても切なく待つ側の女性にとっては哀しい一面もあります

    また、実際に「桔梗」という名前の人物からとられたという説もあります。実在したかどうかはともかく、この場合でも「桔梗」は戦から逃げつつも彼の帰りを待ち続ける、という意味があるのだそうです。

    武将も好んだ桔梗

    また、桔梗は鎌倉時代初期の武将、土岐光衝が戦場の野に咲いている桔梗の花を兜に挿して、戦いに勝ったので、桔梗を縁起のよい花として家紋にしたのをきっかけとして、広く知られるようになったといわれています。

    桔梗は、現在も花言葉などの意味を汲んで仏花として使われることもあります。永遠の愛を捧げる、また、死んでからもずっと思い続ける、といった意味の花言葉は、ご先祖さまに感謝し、お供えする花としてふさわしいとも言えます。

    桔梗はまた桔梗紋と言って、鎌倉時代の頃から家紋として使われてもいます。バランスのとれた五角形が好まれて、紋の形には花の形のみのものやだけではなく、三つ割桔梗、三つ葉花桔梗、丸に桔梗、細桔梗、抱き桔梗など多くの桔梗をモチーフにした変形の紋があります。

    先ほどの土岐氏や、更に時を経て戦国時代、有名な明智光秀などの武士たちは、桔梗紋を丸で囲んだものをつけたり、星形にしたりするなど、桔梗紋の新しいデザインの家紋をつけていました。

    また、江戸時代には、江戸城の「桔梗門」や「桔梗の間」などお城の各部分の名前にも採用されている日本では古くから親しまれている花なのです。

    桔梗の現状はどうなっているのか?


    ここまでは桔梗の歴史を見てきましたが、現状はどのような状態になっているのでしょうか?地球環境も随分変わった今、少し気になるところですね。

    実は絶滅の危機に?

    桔梗は大きな木ではなく低木で、数十センチ程度の高さのもので見た目は可愛らしくも凛としている感じですが、一方では、漢方としても使用されています。桔梗の根っこの部分にはサポニンが含まれていて、桔梗根として生薬として古くから用いられているのです。

    解熱や鎮痛作用、去痰、咳を静める、鎮静などの効果があると言われています。古くから、日本や中国、北朝鮮などが原産の花で、日本では家紋に使われるなどして親しまれてきた桔梗ですが、現在では実は絶滅危惧種に指定されるほど減ってきてしまっているのです。

    もともとは日当たりが良い山や野原に自生している花だったのですが、年々、数が減っていってしまい、現在は環境省によりレッドデータ、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている花なんです。

    減ってきた理由の一つには、桔梗が自生できるような山や野原など自然の環境が少なくなってきたというのもあるようです。地球温暖化や環境破壊といった問題も関係あると言えそうですね。

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    桔梗の誕生花

    野生の桔梗については上記のような状況ですが、園芸品種には幾つか出揃っています。こちらは色や咲き方も品種改良によりさまざまな種類が出ています。とはいえ、現在まで生き残っているのは4種類のみです。主によく見かけるのは紫の「アポイギキョウ」です。

    桔梗が誕生花になっている日も一年に何度かあります。8月2日、8月23日、9月1日などです。

    子供の名前をつける時に、この誕生花にちなんで花の名前や花言葉の中から一文字を使ったりするのもいいですね。桔梗の花言葉は、しとやかで従順、誠実な女性の象徴なので女の子の名付けのヒントなどにするのも良いでしょう。

    先ほどご紹介した花言葉は、桔梗全般のものですが、実は桔梗の花言葉は花の色によってもそれぞれ違う意味がつけられているんです。次は花の色別の花言葉と意味についてもご紹介していきましょう。

    桔梗の花の色別の花言葉は?


    桔梗は色別に、その花の持つ「花言葉」が違います。各々がどのような意味を持つのか、非常に興味深いですね。また、欧米での花言葉も紹介しています。

    紫・青色の花言葉は「気品」

    桔梗の花は、昔は家紋などにも使われる武士などにも好まれていた花です。紫の桔梗の花言葉が和の気品というのもなんとなくうなずけますね。明智光秀を含む、土岐一族の家紋として使われていたようです。

    なお、青い桔梗は色素が薄れている状況のもので、本来の桔梗の色ではないとされます。こちらの場合でも紫の花言葉と同一の意味になります。

    白い色の花言葉は「清楚」や「従順」

    紫の桔梗はなんとなく見た目にも気品漂う高貴な印象で、家紋に使われるにふさわしい雰囲気がありますが、白い色の桔梗になると、また印象ががらっと変わります。可憐な印象で清楚や従順という花言葉が確かにぴったり来る雰囲気ですね。

    伝統的な日本の女性の魅力を表していると言われています。誰かとても好きな人に花を贈る時に、花言葉を考えながら花を選んで贈るのもとてもロマンティックです。

    女性から大好きな男性に花を贈る時に、白い桔梗を贈れば「従順です、ずっとあなたのことが好きであなたについて行きます」というメッセージを密かに込めることができますね。

    ピンクの花言葉はなんと「薄幸」

    確かに、桔梗は同じ花でも花の色によって雰囲気や印象が全く違う花と言えます。桃色の桔梗は確かに見た目がか弱い女性らしい印象で儚い感じがあるとも言えます。このピンクの桔梗、もともとは山野草としてひっそりと咲いていたので、見ることは少ない花でした。

    最近では品質の改良などで新しい品種や色の桔梗がたくさんあるのでお花やさんなどでも見ることができるでしょう。ただ、贈り物としてピンクの桔梗を誰かに贈るときには、花言葉が「薄幸」なのでシチュエーションによっては避けた方がいいかもしれませんね。

    欧米で桔梗の花言葉とは?

    日本の桔梗には、総合的な花言葉と、さらに桔梗の花の色、紫や白などによっても花言葉の意味がそれぞれつけられていますが、欧米でも桔梗の花言葉はあります。英語の場合での花言葉は、「友の帰りを願う」「従順」「永遠の愛」「誠実」となっています。

    欧米でも桔梗の花言葉には、大切な人の帰りを待つ、ずっと思い続ける、誠実、永遠の愛といった意味の言葉がつけられているんですね。

    また、西洋の花でキキョウという名前がついたトルコキキョウという花もありますが、こちらは日本の桔梗とは全く別の種類で関係がありません。日本の桔梗は、多年草の一種でキキョウ科の花です。

    多年草とは種が蒔かれ、茎や葉が出てきて花が咲き、実がなるというサイクルを2年以上繰りかえす種類のことを言います。ですから日本の桔梗は、ガーデンニングで育てる場合は、最初の年に芽が出て花が咲けばまた翌年も楽しめる花ということです。

    春先にまた去年の花の芽や葉が出てくるととてもうきうきと嬉しい気持ちになりますよね。一方、西洋のトルコキキョウはリンドウ科で、見た目の花の感じから違います。

    なぜ桔梗の名前が付いている理由は不明ですが、一説では大正から昭和にかけてトルコキキョウが日本に入ってきた時に、桔梗に似た青紫色をしていたことから名前の一部に桔梗がついたと言われています。

    キキョウ科の品種紹介


    ここでは、キキョウ科にあたる植物の品種を紹介していきます。おそらく聞きなれない名前が多いと思いますが、どれも美しい花言葉を持つものばかりです。

    イソトマ

    イソトマは、小さな星形の花を下部にいっぱい咲かせるとても可愛らしいお花です。ギザギザの葉と青い花が夏にぴったりです。本来は多年草ですが、寒さに強くないので、日本には冬に枯れるため一年草として知られています。

    【花言葉】

    優しい知らせ・強烈な誘惑・神聖なる思い出・心を開く・猛毒

    イワシャジン

    イワシャジンは、やや大きめの多年草です。関東地方南西部や中部地方南東部の山地の岩場で見られ、秋には岩場から垂れ下がるようにして開くので、とても美しいです。秋には次々と花を咲かしますが、冬前には枯れてしまいます。

    【花言葉】

    感謝・誠実

    オトメギキョウ

    オトメギキョウは、初夏に花を咲かせる常緑性の小型多年草です。3月ごろから促成栽培されたものが出回るようになり、4月5月ごろに花屋の店先を飾ります。花は青紫の色で、釣り鐘形なのが特徴的です。

    【花言葉】

    感謝・誠実・楽しいおしゃべり

    ユウギリソウ

    ユウギリソウは、長雨や高温期の多湿に弱いので、春か秋に種をまいて育てます。名前にある「夕霧」の通り、深い黄昏を感じさせてくれる花です。約2mmくらいの花が無数に集まっており、ソフトな雰囲気とどっしりとした厚みを感じさせてくれます。

    【花言葉】

    優しい愛情・はかない恋・穏やかな精神

    キキョウ科の花には、美しい花言葉がたくさんあります。大切な人へ贈るときには、花言葉にも注目して見ましょう。花を送りたいけど、一歩踏み出せないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

    そんなときは『電話占い』に相談してみましょう。恋愛相談に強い占い師なので、あなたのことを救ってくれるでしょう。下記のサイトにまとめていますので、ご覧ください。

    桔梗の渡し方とプレゼントする時の注意点


    お祝い事や感謝の気持ちを添えて、桔梗の花を贈りたいと考える人もいるかと思います。その際の注意点を3つ、覚えておきましょう。

    花言葉を添えるとより好感度アップ

    今や手軽に入手できる桔梗の花も、昔は高貴な花とされていました。せっかくなので、桔梗の持つ美しい花言葉を添えてプレゼントするのはいかがでしょうか?

    桔梗の花言葉は、「友情」「変わらぬ愛」「優しい温かさ」など、好感度の高いものばかりです。

    注意点を挙げるとしたら、「薄幸」という花言葉を持つピンクの桔梗。結婚や出産などのおめでたいシチュエーションでは、花言葉に詳しい人に対してや、どうしてもあなたが気になる場合は、避けた方がよいかもしれません。

    結婚式のブーケに人気

    結婚式のブーケとしては圧倒的な人気を誇る桔梗の花。人気の秘訣は「優雅」「永遠の愛」「清々しい美しさ」といった素敵な花言葉にあるのでしょう。

    希望に満ちたその言葉は、まさに結婚式という晴れの日にぴったりで、桔梗の咲き始めの姿が、これから嫁いでいく花嫁の、期待と喜びと不安の入り混じった感情に似ているという一説もあります。

    そのことに由来し、「花嫁の感傷」という切ない花言葉もあります。特に人気なのはトルコ桔梗であり、単品で用いられるのはもちろん、ガーベラやバラ、アイボリーなどの花と組み合わせてみても抜群の相性を発揮します。

    葬儀にもふさわしいトルコキキョウ

    長持ちする花の代表格でもあるトルコキキョウは、葬儀にもよく選ばれる花です。故人が好きだった花が桔梗であったのなら、なおのことではないでしょうか?

    しかし、葬儀で贈る場合に気を付けるべきことは花の色です。仏壇に供えるのであれば、花の色は3色あるいは5色が望ましいとされています。具体的には、四十九日がくるまでは3色、四十九日を過ぎれば5色にするのが良いとされています。

    複数の色を組み合わせる場合は、葬儀の時期によって色の数が違うことを知っておきましょう。

    【風水】桔梗を飾る際のポイントは?

    風水的に見て、桔梗を飾る場所に良いと思われる場所やポイントなどを説明していきます。縁起の良い場所に飾って、ぜひ福を呼び込んでくださいね。

    陶器の花瓶に入れて

    桔梗は花瓶に入れて飾りましょう。特に小振りなものをチョイスすると、桔梗の花をコンパクトにまとまった状態で可愛く飾れるのでおすすめです。

    花瓶はプラスチック製のものだと風水的にあまり良くないとされているので、陶器の花瓶を選びましょう。逆に、いかにも安い素材のものは避けた方がベターです。

    新婚夫婦の家なら北へ飾ろう!

    新婚夫婦の新居であれば特に、桔梗は花瓶に挿して北の方角へ飾るのがおすすめです。風水での北の方角は、貯蓄運と子宝運を表します。

    まさに、「子どもが欲しい」「家族の将来へ向けて貯蓄したい」という夫婦にぴったりですね。ピンクやオレンジなどパステルカラーの桔梗を、白い花瓶に生けるとなお運気がアップします。

    ドライフラワーの桔梗なら玄関はNG

    ドライフラワーとなった桔梗も、アンティークな雰囲気で素敵ですね。でも風水上、ドライフラワーは玄関には飾らない方がよいとされています。

    なぜなら運気の通り道である玄関で、ドライフラワーがせっかくの良い運気を吸いとってしまうのだそうです。飾るなら風邪通しの良い場所へ。

    邪気を跳ね返すと言われる赤い花瓶に入れて飾ると良いでしょう。

    まとめ

    背丈がさほど高くなく、可愛らしい花を咲かせる桔梗ですが、その花の色によって印象が随分変わります。紫の花は、どこか凛々しく、武士たちが家紋として使用したのもうなずけるような佇まいですが、白やピンクは可憐な印象でとても可愛らしい感じがします。

    花言葉も、それぞれの色に合ったものが付けられていると思いませんか。共通する花言葉は、永遠に続く、一途な純愛にまつわる花言葉がつけられている桔梗。花束として誰かにプレゼントするのもいいですし、多年草なのでガーデニングとして鉢で育てて楽しむのもいいですよね。

    プレゼントする時には、それぞれの花言葉も考えて桔梗の色を選んでみてくださいね。

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