モラハラ加害者の原因と心理!モラハラは思い込みの場合も…

    自分の周りにモラハラをする人がいると、なぜそのような性格になったのか、原因を知りたいと思いませんか?自分と価値観があまりにも違う人に出会うと、その人の心理が気になりますよね。

    モラハラ加害者がひどい言動をする原因や心理を知ることで、状況の改善につながるかもしれません。モラハラをする人を理解することで、本人の性格を直す方法や対処法が見つかるでしょう。

    今回は、モラハラ加害者がそうなってしまった原因や心理をそれぞれ5つ紹介します。最後に、モラハラをされていると思い込み、被害者を自称する人の原因や心理も解説しますよ。

    モラハラをする原因

    まずこちらでは、モラハラ加害者がひどい言動をするようになった原因として、多いケースを5つ紹介します。モラハラをする人は、実は自分がつらい思いをしてきたがゆえに、周りにひどいことをしているのかもしれません。周りにモラハラ男・女がいる人は、原因を知ることで状況を改善できる可能性があります。

    幼少期の経験

    育った家庭環境に問題があると、大人になってから他者にモラハラをしてしまう人が多いと言えます。それは、幼少期に辛い経験をすると、精神が不安定になりやすいからです。例えば、両親から暴言を吐かれていたり、両親から厳しい躾をされていたりなどの経験がありますよ。

    また、両親に育児放棄をされ、愛情を注がれずに育った子どもは、他者への思いやりが欠けてしまうことがあるでしょう。それは、自分が優しくされた経験がないため、他人の気持ちも理解できず、どんな言葉に相手が傷つくか想像できないからです。

    その他、逆に親に甘やかされすぎて自己中心的な性格になり、周りにモラハラをしてしまう人もいます。子供を正しく育てるのは難しいものですが、極端に厳しくするのも甘やかすのも、どちらも問題と言えるかもしれません。

    性質・遺伝

    怒りっぽい性格や感情をコントロールできない性質により、他者にモラハラ発言をしてしまう人がいます。このような性格は、親からの遺伝によるものかもしれません。

    例えば、両親の芸術性が子どもに遺伝することがあるように、モラハラ気質も親から遺伝することがあるでしょう。これは血筋による影響が強いので遺伝と言えますが、多くの場合は育った環境が影響していると考えられます。

    育ての親が当たり前のようにモラハラをする人間だと、子どももそれが普通のことだと思って育ちます。話し方や怒り方などは近くにいる人に似るものなので、両親が原因でモラハラ気質になってしまう子どもは多いでしょう。

    恋人・結婚相手に裏切られた

    信頼していた恋人や結婚相手に裏切られたことで、性格が歪んでしまう人がいます。裏切りの内容としては、浮気・不倫、嘘をつかれたことなどが考えられるでしょう。

    愛情と憎しみは、表裏一体です。つまり、恋人に浮気をされた際、愛情が強ければ強いほど、憎しみの感情も大きくなるでしょう。

    この怒りの矛先は当然、裏切った恋人や結婚相手に向きますが、その相手と別れた後も簡単に人を信じれなくなります。そのため、次にまったく別の恋人ができても、「今回も前の人と同じように裏切るのではないか」という考えが頭から離れません。

    依存心の強さ・孤独

    モラハラをする原因として、他者への依存心の強さも挙げられるでしょう。常に孤独を感じており、「寂しい」と思っている人は、他人にかまってほしいがためにモラハラをするケースがあります。

    もちろん、モラハラをすることにより、周りの人は嫌がって離れていきますよね。しかし、相手への依存心が強ければ強いほど、離れていかないように束縛したくなり、それがモラハラにつながってしまうのでしょう。また、寂しがり屋な人は、周りを下げて自分が好かれようとして、他者の悪口ばかり言うケースもあります。

    このように、依存心の強さや孤独感が空回りして、周りに好かれたいにもかかわらず、逆に嫌われるようなことをしてしまう人もいるのです。

    ストレス

    仕事や生活の疲労によってストレスが溜まり、身近な人に強く当たってしまう人がいます。言い合いなどの喧嘩は誰しもあるものなので、対等な関係で起こる分には問題ありません。しかし、一方的に当たり散らして暴言を吐くなど、被害者が生まれるモラハラに発展してしまうと問題です。

    特に、先輩と後輩、親子という関係性の場合、モラハラが起こりやすい傾向があります。元々の上下関係があると、下の者は上の者に遠慮して反発できないからです。

    また、恋人同士でモラハラの加害者と被害者になってしまうこともあります。対等な付き合いのはずが、どちらか一方が主導権を握り、相手を押さえつけているのでしょう。恋人のことはすべて受け入れてあげたいものですが、度が過ぎている場合は関係性を見直すべきです。

    モラハラをする人の心理

    実際にモラハラの被害を受けている人は、相手がなぜ人を傷つける発言をするのか知りたいでしょう。加害者の心理を知ることで、モラハラを受け流せるようになるかもしれません。こちらでは、モラハラ加害者が、ひどい言動をしてしまう心理を5つ紹介します。

    自己防衛

    自分を守るために、他者にひどい言動をしてしまう人がいます。この心理が生まれる理由として、自分の失敗を隠したい、自分を正当化したいなどが考えられます。

    自分を守りたい一心で他人を傷つけてしまう人は、自尊心が強いうえ、臆病な性格なのかもしれません。プライドを傷つけられるのが怖いので、現実逃避をして無理にでも自分が正しいと思い込もうとしているのでしょう。

    自己防衛の本能は誰にでも備わっているものですが、それが行き過ぎるとモラハラにつながるケースもあります。

    不安を解消したい

    周りの人に嫌われているのではないかと常に不安で、それを解消するためにモラハラをしてしまう人がいます。自分に自信がない人は、相手の気持ちを確かめるために、わざと面倒なことを言うケースがあります。

    例えば、恋人の愛情を確かめるために無視したり、わざと「嫌い」と言ったりするかもしれません。また、友達には自分が一番と思っていてほしいので、友達の周りにいる人の悪口を言うこともあるでしょう。

    こういった行為をする人は自分に自信がなく、恋人や友人が自分を好きだと実感したいのです。そして、自分がモラハラまがいのことをした後、恋人や友人がどのような反応をするか確認しています。

    特に、メンヘラと言われる人は、このような心理からモラハラをしていることが多いでしょう。「相手に嫌われるかも」と思いながらもひどい言動をしてしまう、行動と考えが一致していない状況です。

    自分をよく見せたい

    自分をよく見せるために、周りの人を悪く言う人がいます。例えば、身近な人に上から目線な発言をし、自分は優位な立場にいると周囲に見せつけようとする人がいます。また、他者の悪口を言って落とすことで、相対的に自分が優れていると言いたい人もいるでしょう。

    この心理を抱く人の多くは、自分より目上の人に対しては、必要以上に下手に出ます。上の者が下の者に対し、横暴な態度をとるのは当たり前だと思っているのかもしれません。

    わがまま

    幼少期から自分の思い通りに周囲が動いてくれる環境にいた人は、わがままな性格になりがちです。その結果、相手が傷ついていることに意識が向かず、自分の欲求を満たすためにひどい言動をしているのかもしれません

    わがままな人は自覚がなく、自分の発言や行為が悪いことだと思っていないケースも多々あります。それが当たり前で育ってきてしまうと、周りの人が自分の言うことを聞くのも当然だと思っているのでしょう。

    自分を見てほしい

    恋人や結婚相手に自分を見てほしいと必死になって、モラハラをする人がいます。これは、子どもが親の注意を引き付ける、わざと悪いことをするのと同じ心理でしょう。

    このケースは、特にセックスレスや会話が少なくなってしまったカップルに起こりやすいと言えます。そして、相手のことが好きだからこそ悪くいってしまうなど、自分の気持ちとは裏腹に相手を傷つけてしまうのです。つまり、素直になれない性格の人が、このような心理でモラハラをしていると言えるでしょう。

    モラハラをされたと思い込む原因・心理

    実際にはモラハラをされていなくても、「自分はモラハラをされている」と思い込んでいる人がいます。そして、周りにも相手が悪いと吹聴するでしょう。では、なぜモラハラをされたと思い込んでしまう人がいるのか、原因やその人の心理について解説します。

    価値観の違い

    人それぞれ価値観が違うため、傷つく言動や行為も異なります。例えば、親からまったく怒られずに育った人は、社会に出て仕事のことなどで注意されると、正論であっても「ひどいことを言われた」と過剰に反応しがちです。

    また、世の中には、ハラスメントを無くそうという動きがあります。それ自体はよいことですが、他者の些細な言動にも過敏に反応する人が増えたのも事実です。そのため、実際はそれほど傷ついていなくても、大袈裟に反応する人もいます。

    精神的に弱い

    精神的に弱くて傷つきやすい人は、相手が少し強く言っただけでも、モラハラをされたと思い込んでしまうかもしれません。また、相手が言っていないことまで想像し、自分で自分を追い込んでしまうケースもあります。

    人間関係において、時には相手に厳しく言わなければならない場面もありますよね。相手のことを思って注意するのも優しさでしょう。しかし、精神的に弱い人はその優しさを受け取れず、「自分のことが嫌いだから怒っているんだ」と短絡的な考えになってしまう場合があります。

    プライドが高い

    プライドが高すぎる人は、他者から意見されると拒否反応を示し、攻撃的になる場合があります。そのため、些細な発言のつもりが、モラハラ加害者として訴えられてしまうケースがあるでしょう。

    また、プライドが高い人は、自分に落ち度があったとしても認めたくないため、「モラハラだ!」と騒ぐケースがあります。このような人は、悪いところや注意すべきところを指摘しても、話を聞こうとしないので、厄介なタイプだと言えますね。

    自己愛が強い

    自己愛が強すぎる人は、本人の感覚で「傷つけられた」と判断すると、すぐに騒ぎ立てるでしょう。他者の些細な言動にも敏感に反応し、「モラハラだ!」と言って被害者ヅラをします。

    自己愛が強い人の多くは、親に甘やかされて育っています。この場合、本人だけでなく両親が出てきて、「うちの子になんてことをするの!」と言い始めるケースもあるでしょう。このようなケースは子どもに多く起こりそうですが、大人になっても親子の癒着が強い場合は同じことが起こります。

    まとめ

    モラハラをする人がそのような性格になった原因に加え、モラハラをする心理について解説しました。モラハラをする原因や心理は、その人の性格によって異なります。相手の性格を見極めて、どのパターンに当てはまるのかを考えてみましょう。

    なかには、複数の特徴が当てはまる人もいます。人の性格は複雑なものなので、加害者の性格を変えるのは簡単なことではありません。そのため、まずはモラハラ被害を受けないためにも、自分がどのように対処すればよいのかを考えてみてくださいね。

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